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『鬼の映画紹介1作品』

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お久しぶりです。間隔空いての更新になりましたm(._.)m

 

 

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映画館で映画を見るようになってから今年で19年目となりました。

今年は世界的な厄年として歴史に刻まれるのでしょうけど、それでも19年連続で劇場鑑賞作品数100本以上の自己レコードは更新できそうです。

 

 

この習慣を始めて19年目。ショッピングモールの建設ラッシュブームによりシネコンが普及→映画をシネコンで観るようになる、そして約10年目。

 

 

現在は不定期になりましたが、ロードショーをアメブロで書くようになって、同じく10年目になるので、節目の年に思っています。

 

 

そんなmAbにとって生き甲斐の主戦場としているのが映画館。中でもこれまでの人生で1500作品以上を鑑賞してきたのがTOHOのシネコン。TOHO-CINEMAS。

 

 

TOHO-CINEMASでは、毎週金曜日に約2作品の新作映画が公開されている現状です。

TOHO以外のシネコンにはあまり行きませんが、どの系列劇場も殆ど同じだと思います。

 

 

私が最も愛を込めてきたアメリカ映画及び英語圏の映画(洋画)の日本公開がCOVID-19によって延期となり、現在シネコンで公開される新作は日本映画がメインとなっています。

 

 

プロモーションも来日も自由に出来ませんから、洋画の完成品やこれから製作する新作の公開も、まだまだ先のこと。

 

 

年間の劇場鑑賞の7割強が洋画だった私にとって、観たい気持ちは喉から手が出るほどですが、今後のエンタメ界の為にも世界のためにも、ここは入国制限の緩和を早めようとしている印象がある日本国には慎重になっていただきたいです。

 

 

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(この記事は10月17日に書き記したものです。)

 

 

今年の春。

ステイホーム期間にアマゾンプライムビデオで『鬼滅の刃』のアニメーションを全話鑑賞しました。

 

 

時期も時期でしたし、現実逃避するための選択肢として娯楽に没頭するタイプでは私はないので、心から楽しめたか?と考えると正直分かりません。しかし、こういう機会でもないとアニメーションには手を出さないので、知識を得ることが出来てよかったと思っています。

 

 

コロナのステイホーム月間で『鬼滅の刃』を視聴してファンになったという方は物凄く多いと思いますし、私も「アニメから入った」その中の1人です。

 

 

正直に申せば、エンタメ界最大のヒットとなる『鬼滅の刃』に対して「どハマり」はしませんでした。

 

 

ただ、どハマりはしませんが、「ど」が前に付かないだけでハマりはしました。話の内容・筋書きはもちろん、アニメーションに登場するキャラクターは全て記憶しているつもりです。

 

 

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元々、私は漫画が大好きな子供で、小学低学年から20年近く1度も欠かさずに毎週必ず購読してきた『少年ジャンプ』。

 

 

当時の私の信念は「お年寄りになってもジャンプだけは読み続ける!」でした。

 

 

それを辞めた理由は、大人になるにつれ、子供向けに感じている少年誌を誤魔化して読むのがしんどかったからです。

 

 

当たり前にも、私自身が小学生の頃から読めたわけですから、小学生と30歳が同じ物差しや感覚で読めるはずがありません。

 

 

そうして30代を期にしジャンプ及び漫画断ちを決めました。そのことに関して一切の後悔はありません。

 

 

鬼滅の刃の漫画版は読んでいませんが、アニメで十分満足しました、多分。

「努力・友情・勝利」がコンセプトの少年ジャンプの中で異色の主人公像だとは思っても、そこはやはりジャンプコミックスのアニメーションという観点で見ていた次第です。

 

 

春、腑抜けな格好でアニメ鑑賞をしながら。

 

 

列車に乗り込むと昨年の紅白歌合戦で披露された大ヒット・テーマ曲『紅蓮華』が銀河鉄道999のエンディングのように流れてエンドクレジット。「えっ。ここで終わりなの?」。

 

 

無知識だったので、アニメの最終話を知らず、もう少し続くと思っていたから驚く。

続きが見たいとは思ったが、気持ち的には消化不良だった。

 

 

『ホビット 竜に奪われた王国』のラストシーンを思い出す。あの時も続きを見せてくれと思った。

 

 

その後、少年ジャンプでの連載が終了したことをニュースで知り、同時にアニメーションの続きが劇場版で10月に公開されると知る。

 

 

映画を長年観続けていると、半年先・1年先の公開作品の予告を観ることが多いです。だからなのか時間の錯覚により「公開が早く感じる」時があります。30を過ぎると1年が早く感じるようになるとよく言いますが、それと同じなのかな(笑)

 

 

それよりも(当時)劇場版の公開日までにコロナが収束しているのかな?

 

 

まぁ収束していなくても、その頃(半年後)はエンタメ界が暗く落ち込む時期だと思うから無理してでも公開させるんだろうな。そんな先のことをぼんやりと思っていました。

 

 

以下は『鬼滅の刃』絡みで、別件でショート映画評論を途中途中に差し込みます。

 

 

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(この記事は10月17日に書き記したものです。)

 

 

公開前から混雑するのは分かり切ったことでしたが、私個人が酷く心配する状況があるので文字に起こします。

 

 

冒頭に書いたように、シネコンで公開されている新作映画は毎週2作品ほどですが、

 

 

丁度『鬼滅の刃』公開前の週、TOHO-CINEMSでは1週間限定で鑑賞料金が一律1200円というキャンペーンをしていました。

 

 

TOHOは他のシネコンと差別化を図るために、鑑賞料金を100円値上げし1900円にしました。それを考えると一律1200円の鑑賞料金は消費者として、大変お得に感じます。

 

 

でも・・今考えてみると、このキャンペーンって「ご迷惑おかけしますキャンペーン」じゃなかったのかなって。

 

 

『鬼滅の刃』が上映されますと劇場は人で溢れることを予想できましたし、10スクリーンのうちの殆どのスクリーンで上映することも決定事項だったと思います。

 

 

実際「他の作品は観れないの?」という質問も劇場にあったそうですから、せめてもの気持ちで、鬼滅の刃公開前に安価な料金で他の映画を見てくださいという、TOHOなりのゴメンねだったんじゃないかと憶測で考察します。

 

 

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私は同じ作品を劇場公開中に複数回鑑賞するということは、昔からしないので、基本は1度観れば満足。

振り返ればリピーターが続出した昨年の『ボヘミアン・ラプソディー』も1度のみの鑑賞でした。

 

 

この状況になってみて分かったのは、そういう姿勢が自分の鑑賞体質になったキッカケは、新作の本数が毎週多くあったからなんですよね。今思えば贅沢な話です(^_^;)

 

 

新作が公開される金曜日の初日に観ることで、土曜日からの1週間が非常に退屈でした。

 

 

一度観た作品を観てしまうと、私にとっては「見る作品がない」という状態になります。

 

 

だから毎週金曜日が楽しみで、金曜日は映画を観る日とルーティンみたいに体が覚え込んてる。しかし10月16日の金曜日だけは勝手が違いました。

 

 

鬼滅の刃の公開日。TOHOアプリを起動し馴染みのシネコンにアクセスすると一面に鬼の文字。

 

 

混むとはわかっていたけど・・・・ナンジャコリャΣ(・□・;)

 

 

全10スクリーンのうち7スクリーンで上映し、他の作品は残り3スクリーンを譲り合うよう・分け合うように上映していました。

 

 

『シン・ゴジラ』『君の名は』『カメラを止めるな』『スターウォーズ』そして『ボヘミアン・ラプソディー』。『ドラゴンボール』に『ワンピース』。大ヒットでスクリーン数を増やした作品は過去にいくつかありますが、ここまで劇場が推すことは記憶にありません。

 

 

混雑する初日を観る気は一切なかったので、この日に同シネコンで観る作品を捜します。

 

 

よっぽど気に入った作品がない場合は同じ作品をもう一度鑑賞することはないと伝えましたが、この日は映画を観る日と決めている金曜日。

 

 

ラインナップを見て、もう一度鑑賞するなら『映像研には手を出すな!』かな。

 

 

席はネットで事前に購入。席の選択画面を開くと予想通り白席(空席)ばかり。

 

 

劇場の券売機で直前に購入すると私の指定席(映写機の下)が確保できなかったりしますし、今は出来るだけ人との間隔を空けて座りたいです。

 

 

映画が始まってしまえば、マスクを外す人もいますので、「座席選び」は拘りたい。

 

 

TOHOはこの鬼滅公開の金土日の三日間に「3密を廃止します」と発表されました。

実際にはそんな直接的には書きませんが、劇場再開後からそれまで、1席ごとにスペースを空けて販売してきたのに、これを機に全席販売するあたりは、そう言っているのと同じように感じませんか?

 

 

image

 

(上の写真は翌週です)

 

 

 

誤解されないように伝えますが、混雑状況が怖いだけで、作品を否定するつもりは一切ございません。

でも、スポーツ観戦やイベントのように試験的に段階的に観客人数を増やしていくなら分かりますが、これじゃまるでXデイだもんな(^_^;)

 

 

感情に任せて文章を書くのは、私の主義ではないので、客観的な見方で冷静に描きます。

 

 

席は事前にネットで購入しているので、あとは上映時間に劇場に行き、チケットを受け取るだけ。

 

 

いつものようにシネコンの自動ドアの前に立ち、開ききった後に入場する。

 

 

混むとはわかっていたけど・・・・ナンジャコリャΣ(・□・;)

 

 

10月かぁ・・・半年ぶりだなぁ。

 

 

私はイベント関係の仕事をしているので、こうした人でごった返す光景を見るのは半年ぶりになります。

 

 

だけど懐かしい(戻って来た)という気持ちにならなかったna。むしろ危ない心理状態が先頭に来たyo。

 

 

レイト(20時以降)の時間に鑑賞に来たのに、かつてないほどの芋洗い。

 

 

入り口に置かれた消毒液を使用する人は、その中で半数にも満たない。せめて芋は洗ってから食べよう。

 

 

そもそもショッピングモールの入り口に設置された消毒液さえ使う人は少なくなった。

飲食店みたいに係員が「消毒お願いします」と促せば、その指示には従う。言われなければ出来ない。なんだか悲しいな。

 

 

 

これから書くのは私の私感で、多少嘆いた気持ちで情景を綴ります。

 

 

 

夜の9時にも関わらず小さいお子様が沢山いて、「楽しかったね」と帰っていくなら問題ないけど、これから鑑賞するお子様もシアターの廊下には沢山居る。

 

 

あれほどレイトショーの18歳未満のお子様のご鑑賞は保護者同伴であってもお断りします、と謳ってきたTOHOが、もはや中に誘導する始末。

 

 

ロビーのグッツ売り場にも、パンフレットやグッズを買い求めるために出来た客の長蛇の列。

私が馴染みのシネコンは、ロビーが広くないから、かなり密着して並んでいました。

 

 

中高生たちの集団がテンション高めに大騒ぎ。それを注意する者もいない。

 

 

床下にはソーシャル・ディスタンスのテープが貼ってありますが役には立っていません。

 

 

もちろん昨年までなら構いませんよ「うわっ。すごく混んでるな」と思ったでしょう。

でも今は「うわっ。危険だな」となる危機感しか思いません。

 

 

大混雑&大混雑

 

 

そして劇場スタッフ、パニック。

 

 

私はそのスタッフの様子を見て思います。「どうして?」と。

 

 

こうなることは安易に予測できたことなので、公開から暫くは、TOHO側は劇場スタッフを増員して、各所にスタッフを配置し、グッズ売り場なら3密を避けるために50・100cmの距離をとるシールを足元に貼るなど徹底していると・・・思ったからです。

 

 

鬼滅の刃という確変状態でドル箱が積まれる商品。採算は確実に取れる商品のワケなのに、対応するスタッフの数が明らかに少ない。

 

 

例えば「鬼滅月間」として劇場スタッフの給料も百円・二百円くらいアップして募集をかけるくらいの計らいを見せて欲しかったです。これで感染拡大したら元も子もないぞΣ(・□・;)

 

 

そして私が目撃した光景ですが、

 

 

入場ゲートに入る前にトイレに行ったんですね。勿論トイレも行列でしたが、男性なので流れはスムーズです。トイレだけに。

 

 

用を足して手を洗っていると、行列に並ぶ1人の男性が、むちゃくちゃ咳をしていて、それも明らかに体調が悪そうな噎せ方をしていました。

 

 

鬼滅の刃のファンはこの日を心待ちにしていたでしょうし初日はプレミアチケット。体調が悪くたって、何が何でも映画を見る気なのでしょう。

 

 

私はその方と出来る限りの距離をとり避けるようにトイレを出たのですが、さすがに他の方も危険を察しているのか、その方の前後だけ距離が出来ていました。

 

 

この話には続きがあります。

 

 

毎回内心では緊張している「検温」が終わり、シアターへの入場ゲートをくぐった後。

 

 

しばらくして振り向くと、先ほどの男性が入場の列に並んでいるのが見えました。

 

 

どうなるのか興味があったので、壁際に移動し遠目から観察したんですね。

 

 

あれほど咳をしていた男性は、瞬間的に咳を止めているからか?顔が真っ赤になっていました。しかし・・大混雑でスタッフも絶え間ない人の波にパニック状態の様子で、その方は異常なしで通過していたのです。

 

 

例えるなら、オートロックの高層マンションと同じです。

 

 

検温さえ済めば、あとは自己責任になるから、隣の人がどんな人なのかは知る由もない。

 

 

私の想像が間違えであって欲しいと願いながら、映像研が上映されるスクリーンの扉を開けたのです。

 

 

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2度目の映像研は面白かった・・いや、かなり面白かったです。

 

 

乃木坂46が好きなことは、過去の映画評論内でも紹介しましたので、初見でも受け入れ態勢は十分。それに『あさひなぐ』の時もそうでしたが、英勉監督の描くコメディーと乃木坂メンバーの相性がとてもいい気がします。※英勉(はなぶさ・つとむ)監督。

 

 

『映像研には手を出すな!』

 

 

 

 

 

映画評は書きませんが、特に私が一番驚いたのは主演・【齋藤飛鳥】[22]のずば抜けた演技力。憑依力とでも言いましょうか。度肝を抜かれました。

 

 

記事にはしませんでしたが、一昨年上映された台湾映画のリメイク2018年『あの頃、君を追いかけた』で視た彼女の演技は、決して上手いとは思いませんでした。バラエティ番組やミュージックビデオで魅せる表情と同じで、彼女は10代の多感な時期をアイドルに捧げましたので、異性の恋愛映画に対しての透明感を見受けなかったのも、影響しているかもしれませんね。

 

 

乃木中でもリアクションが薄いキャラクターですから、僅か2年で、ここまでの伸び代は想像さえしていませんでした。

 

 

バラエティのタレント(才能)とコメディエンヌは違うと私は思っていますが、自分としてはアイドル出身の橋本環奈さんよりも演技力があると思いますね。映画評論を10年続ける中で、ここまで演技の総合力が成長している女優を視たのは初めてです。

 

 

役柄の翠はアニメ声。彼女が出す高い声は、おかずクラブのオカリナさんがコントで出す声に聞こえます(笑)

 

 

逆に、トリオの両脇を固める【梅澤美波】さんと【山下美月】さんは、私のイメージのままです。

 

 

梅澤美波さんは梅澤美波さん、山下美月さんは山下美月さんですが、齋藤飛鳥は別人(役そのもの)でした。

 

 

キャラが立っているので演技は上手く見えますけど、バラエティ番組で見せるキャラと同じですから、まさに2人も齋藤飛鳥の昔を視ているよう。経験を積んで大成してほしいです。

 

 

他に、私のイチオシ女優である【桜田ひより】さんも映像研の仲間として出演するなど、要所要所で楽しめます。

 

 

 

 

宿敵・生徒会のキャストで注目したのは、生徒会長役の【小西桜子】さん[22]と、【グレイス・エマ】さんの2名。

 

小西さんは、所々、前田敦子さんに似てるなと思いながら観てました。顎を出して目を見開く(仰け反る)という(目で演技する)最近の日本人に多い演技タイプ。

 

 

グレイス・エマさんはハーフなのは分かりますが、見た目が黒人なので、昭和生まれの自分としては黒人の方が片言ではなく流暢な日本語の発音で話されているのを観ると、まるで吹き替え映画のようにも想像でき、そこに違和感を感じます。

 

 

 

 

白人や今作主演の齋藤飛鳥さんのように東南アジア系のハーフの方は芸能界でたくさん活躍されていますが、黒人の方は少ない。

黒人ハーフの日本人はダンサーやスポーツマンに多いイメージです。

 

 

どうしても差別批判がありますけど、度々問題になる黄色い肌から黒塗りメイクはタブーですので、仮に大阪なおみ選手役を未来で演じるなら、彼女しかいないのではないでしょうか。やはり見た目かた意識してしまいますが、生徒会の中で一番目立っていましたし、続編があるなら更に楽しみになる登場人物でした。若干14才とのこと。あどけなさはなく貫禄がありました。月並みですがアクション系に需要がありそう。

 

 

想像力の中で、同じ世界を共有したり、CGとの融合や効果音、その全てのクオリティーが高く、個人的には近代日本映画コメディーの傑作だと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あさひなぐ』が公開された2017年時の出演者は殆どが卒業してしまいましたが、西野七瀬、私の推しメン伊藤万理華など、卒業後も女優として第一線で活躍しているキャストが殆ど。

 

 

この映像研の3名のメンバーは、そういう意味で、今しか見れないベストなのかも。

英勉監督とコラボ映画は主演に乃木坂のセンターを起用しているので、三度目のコラボの際の主演は未来を担う遠藤さくらだったりするのかな。個人的には林瑠奈さんは逸材だと視ているので、将来性に期待してます。

 

 

初見の方でも楽しめる青春学生ドラマ。ロボット研究会の部員が、ロボに擬似するエア演技はよく分かるし、クスクス笑えました。

 

 

 

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(この記事の殆どは10月17日に書き記したものです。)

 

 

 

映像研を鑑賞中。それにも関わらず、そういえば・・と、帰りのエレベーターの心配をします。

 

 

この日の映像研の観客は10名ほどで少人数でしたが、10スクリーンあるうちの7スクリーンで『鬼滅の刃』が上映されているわけですから、どの時間帯に退出しても、確実に鬼滅の刃を見終わった観客と3密になる。

 

 

そう思ったら不安になりました。

 

 

ショッピングモールにあるシネコンですが、22時以降はモール側のシャッターが閉まり映画館の利用者はエレベーターでの帰宅となるのです。

 

 

エレベーター内は基本静かですが、映画を見終わった者同士が小声で感想を言い合っていたりする映画鑑賞後アルアル。

 

 

それに・・上で書きましたが、この日の映像研の観客は10名ほどで、鬼滅を1000人以上が同時刻に鑑賞していますから、それでエレベーターが一緒ってなんだか割に合わないなって(-。-;

 

 

プライベートでも仕事でもこれだけ密の回避を心掛けてきたのに、このエレベーターは確実に密になるだろう。

1度気になってしまったら、例えば・・ガスの元栓閉めたかなと心配になるようにソワソワしてしまって(^◇^;)

 

 

 

鬼滅の刃の漫画連載が終了した時に、近年主流となった「ロス」を語尾に付けて「鬼滅ロス」なんて言われていたけど、

 

 

そんな感じで私が安易に名付けるならば、今回は「鬼滅ミツ」だな。キャラクターにも蜜はいますけどね。

もしくは鬼密の刃とか。

 

 

平日は1席空けて座席を販売しますが、土日祝は全席販売に。

人が集まる時こそ間隔を開けるべきなんじゃないかな??

 

 

週末が来るたびに大混雑。

 

 

 

PS

 

 

入場ゲートで検温。チケットを見せ「『映像研には手を出すな!』ですね。スクリーン(ー)番です」と通されます。

 

 

前も後ろに続く行列も『鬼滅の刃』のチケットを持つ人達が殆どなので、他の作品名のチケットにスタッフも一瞬新鮮な表情になったように見えました。

 

 

ゲートをくぐると、続いて後ろのスタッフが、流れ作業のように、私に冊子を手渡ししました。

 

 

まるで餅つきの揉み手みたいに、腰を低くして「はい。はい。はい。」と。

 

 

私はポケットティッシュを受け取る感覚でそれを受け取りましたが、歩きながらそれを確認すると、鬼滅の刃の入場者プレゼントだったのです。

 

 

「あっ、これ違う!」と振り向いた時には、逆走するのが危険なくらいの人間で溢れていたので、映画が終わったら返そうと思って、行列の流れから逸れて、そこだけ空いている『映像研』のスクリーンに入ったのです。

 

 

(その振り向いた際に、先ほど書いた咳男を見つけたんです)

 

 

映画鑑賞後もスタッフは大忙し。

 

 

グッズ売り場はパンフレットを購入する列が23時にも関わらず100人ほどいる。

 

 

私の心配はエレベーターの混雑なので、仕方がなく、週明け月曜日に別の映画を観るため訪れた際に、事情を説明しました。

 

 

すると、こちらのミスなので差し上げますと言われ、頂くことになったのです。

 

 

この入場者特典の漫画は十分な在庫が用意されていたぶん、多くの人が所有していると思いますが、すでにネットに出品されて高値で売られているくらいなので、得をしたなって。

 

 

漫画自体には執着心がないため、アニメ鑑賞後もコミックスで続きを読みませんでしたが、劇場版は日本の興行収入と観客動員数を、分かりやすいくらい抜こうとしています。日本映画ブームに、洋画が入って来ない現状、コロナ渦の巣篭り生活、そして公開に合わせて人々の「縛り」を解禁。全ての需要が合わさって解放された人々のフィーバー。

 

 

このフィーバーは年末まで収まらず、紅白歌合戦の演出の中にも多用されること確実です。

 

 

日本歴代1位は通過点で目指すは世界レコードかな。

 

 

それでもフィーバーはいずれ落ち着きます。『君の名は』の時もいつまで続くのだろうか?と嫌になったほど映画館が混んでいましたが、やはりいつの間にか一段落していたんですよね。

 

 

来年の春先くらいまでは1日のフルの上映回数と複数スクリーンを維持して上映していると思うので、落ち着いた頃に鑑賞して、そのあとに「ごっちゃんゴール」で頂いた漫画を読もうと思ってます。

 

 

 

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以下は只今書いています。本当に長くなりましたが、ここまで読んでくださり有難うございます(>人<;)

 

 

 

映像研鑑賞当日に観た光景を記事にしました。

何度も書きますけど私も鬼滅の刃が好きなので、今回書いていることは、あくまで「心配なこと」です。

 

 

心配のタネが花開かないことを祈るばかりです。

 

 

上の内容の記事を書いてから2週間が経ちました。すぐに書き終わったのに2週間投稿しなかった理由は、お分かりでしょうけど、結果論が欲しかったからです。

 

 

あの大混雑ぶりを実際に見て、2週間後から感染者は凄い数になるぞ・・と思いました。

 

 

映画館に来られる方は100人が100人、全員がマスクをされています。

 

だけど、マスクの位置が鼻から下の口だけだったり、映画鑑賞中にマスクを外される方も少なからずいますよね。

 

 

何より、この記事で神経質に書いている、出入り口に設置されている「消毒液」。ここで手指の消毒をされていない方が多いです。

 

 

春の第一波の時は飛沫感染もそうですが、接触感染の危険性も長く報道されていましたね。

 

 

1人でも感染者がいれば拡散してしまうウイルスなので、やはり映画館側には出入り口に消毒を促すスタッフを1人は常置させて欲しいのです。

 

 

2週間が経ち、都内の感染者が急に上がり、全国的に倍増しています。

 

おそらく過去最大になると予想します。

 

 

その原因の1つに「鬼滅の刃フィーバー」があるのは可能性からして非常に高いと思うのですが、なぜかメディアは一切報じません。

 

 

今回のフィーバーに対しては、テレビのコメンテーターは誰もキミツを指摘しないんですよね。そればっかりか、コメンテーターやMCが、満員の映画館の中で観て来ましたよと自慢する始末。

 

 

もしものことを考えれば、業界の方は観に行かない方がいいし、そういう発言をすることがとても不思議。

 

 

映画を見て感染した無自覚症状の若者や壮年が、ご家族や高齢者に移し重症化となる未来が来なければいいけど。

 

 

いや、ちょっと待って。一旦冷静に振り返ろう。

 

 

先日のハロウィンでは、五大都市で多くの若者が集まり、悪目立ちする様子をニュースで見ました。

 

 

その街頭インタビューで「コロナ感染は怖くないですか?」とインタビュアが質問していましたけど

 

 

『鬼滅の刃』の観客インタビューではそんな質問は一切なかったし、多分メディアもハロウィンのせいには出来るけど、鬼滅のせいには出来ないんだろうな。それを考えると、なんていうか日本は個性的な国だなと思うのです。

 

 

 

映画『2012』で世界の終わりをラジオで配信し続けるチャーリーが世間から変人扱いされていて、「パパあの人は変なの?」と我が子に問われたジョン・キューザック演じる父親が「あの人はまともだよ」と伝えるシーンを思い浮かべます。この件に関して私はチャーリーになろうと思います。

 

 

 

記事内に「ショート評論を差し込みます」と書いていたと思います。2作品を記事内で書いたのですが、総文字数が2万文字となったためその部分を切り抜き、後日通常の映画評論記事として書き直します。

 

 

情報の多い、読みにくい文章だったと思いますが、皆様 LIFE IS NOW!!

 

 

今を大切になさってください(๑╹ω╹๑ )

 

 

 

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【mAb】

 

 

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