『リベンジgirl』
2017年度劇場鑑賞作品vol.124
(日本映画鑑賞作品vol.42)
物語)
(チラシより抜粋)
東大首席卒業、ミスキャンパス・グランプリ。
性格以外は超完璧な宝石美樹が、政治家一家の御曹司(サラブレッド)・斎藤裕雅にまさかの失恋。
彼女が決めた恋のリベンジ、「総理大臣になる」こと。
しかしひょんなことから秘書を務めることになった門脇俊也の厳しいレッスンを受けるうち、彼女のなかに別の気持ちが生まれていく。
政治なんて興味なかったはずなのに。
私は完璧だったはずなのに。
美樹の選挙の行方は?
そしてリベンジから始まった新しい恋の行方は?
監督🎬
【三木康一郎】
【桐谷美玲】
【劇団EXILE:鈴木伸之】
【清原翔】
【佐津川愛美】
【大和田伸也】
【斉藤由貴】他
配給〔ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント〕
本編〔1:50〕
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12月に3記事に分け15作品を邦画評論と題し、自分の中で1年を〆たはずでしたが、
昨年内中にもう1作品日本映画を鑑賞しましたので、久々に1作品1記事という形で紹介させて頂きます。この記事はいつもの半分、5000文字程度で書き終える予定です。
主演を務める【桐谷美玲】さん〔28〕は、ファンというわけではないですが、愛くるしいタレントさんだなぁといつも思って観ています。嫌な顔をせずになんでも引き受ける。いつも全力で一生懸命で健気で、故に壊れそうに見える・・。
演技面などは、mAbスタイルの文体で、その都度、書いていきますね。
女優としての彼女は菅野美穂さん主演の2011年『ジーン・ワルツ』で若い妊婦さんを演じていた時に「元気のいい若手女優がいるなぁ」と意識しました。この作品は数年前まで自分が行っていた『mAb邦画大採点』で1位にしましたので、作品の出演者は特別印象に残っています。
見た目の印象としては、まず肌がだいぶ綺麗になりましたよね。若い頃(20代前半時)は女性特有の肌の荒れ方の具合を画面からも確認できてしまったので(>人<;)
そして個人的に一番の当たり役だと思っている『斎藤さん2』でコメディエンヌとしての道が拓けたと思っています。当時は失敗するケースが多かった「モデル兼女優」(モデル出身の女優)という殻を破り、飛び立って行った数少ない方が桐谷美玲さん。
以降は、猫目ということで、猫を被る演技をされますよね。ゴロニャーンと言った感じです。甘えて、かまって、そんな仕草が可愛いなぁ。
以前は姿勢も前のめりだったと思うのですが、ニュースキャスターをするようになってからは、胸を張り姿勢も美しく、何より肩の傾斜角が見事だと思います。撫で肩でもなく怒り肩でもない絶妙な肩。
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映画『リベンジgirl』は、容姿端麗・才色兼備の完璧女子が、男に振られ、人生が一変。その元彼が政治家の御曹司ということで、自分も政治家になって、相手よりも上の対場になって復讐を果たすという設定で描かれたお話です。
構成面の振り分けは分かりやすく、出会い→別れ→リベンジ。1つの話(時期)を終えると、次の話、次の話へ流れを切っていくので、その段階の観やすさは比較的に良いと思います。
その中でハプニングを交えて、青春描写だったり恋愛描写の要素を盛り込んでいます。
あっ(⌒-⌒; )
初めに伝えておきますけど、
最後まで映画を見終えて、この政治家に一票を投じたいとは思いません!
だって路チューしてるもん。選挙演説中に。
(政治家は路チューをしたがるもんだ)
途中までは一票入れたいなと思っていたんですけどね(~_~;)
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桐谷美玲さんの下手な芝居から始まった。
(こういう感じで指摘していきます)
一人で高笑いする「笑いの演技」は本当に下手だと思います。
大学のナンバーワンのミスを選ぶ大会で優勝すると、
そのスピーチで「選ばれて当然だ」と言い放ち、場内シーン。
このシ〜ンはいい。日本映画では割とよくある流れだし、気にはならない。
問題なのは桐谷美玲さんに、このツンの役が全く似合わないこと。
数年前だったら、この役が様になっていたのかもしれない。
台本上のセリフを言っているだけだし、学芸会。
映画のオープニングで見応えがあるのは、体重30kg台の華奢すぎる体と、今回の映画の見所の一番手というファッションぐらいなもの。
(個人的には、痩せすぎに感じるけどね。脂肪がないから和服が似合わなそう)
ミスコンの各候補の方々は、どなたも美しく観えました。
グランプリを受賞です。壇上では「当然よ」のスピーチ。実際にこんな人がいたら即ネットニュースですよ。
そんな彼女はランウェイを移動中に、躓き落下します。咄嗟に手を伸ばし抱きかかえ、救った男は後に白馬の王子様となる。
どう考えても、無傷で助けられる落ち方ではないし、警備員を押しのけてステージの真下にいなければ助けられない配置なので、どんな反射神経してるんだこの男Σ(・□・;)と思ってしまいますけどね(笑)
今考えると自作自演かもね。なんせ大物政治家の御曹司だもん。なんとでもなるよ。
それから1年。二人は大会のハプニングを機に交際し、互いにグレードの高い社会人ライフを送っている。
高級宝飾品ブランドBVLGARIに勤務。銀座の街を腰をくねらせながら歩いている。
彼氏は政治家の御曹司。まさに云う事ない。誰もが羨む星の下に生まれている。
ところで、ここまでの設定で気になったのは
彼女がごく普通の一般家庭に生まれている事。
原作の設定は知らないけれど、あくまで映画上では一般家庭に観えます。
ここの部分を、大きな指摘点にしますけど、家族構成がほとんど描かれていません。
彼女は実家暮らしで、観る感じ内観も外観も普通の一軒家です。
社会人1年目。高校生の妹がいて、仲のいい姉妹。
こういう仲のいい姉妹の描写は、微笑ましいのですが、
親の存在を匂わす描写って、せいぜい実家に住んでいることくらいの情報で、他に一切ないので、幼稚な作りに感じました。妹役の女優さんとも顔の系統が似ていないですしね。
東大卒でミスコンのグランプリで、ブルガリ勤務ですから、
遺伝子的な面においても両親の紹介をして欲しかったです。
これほどの人物像だと「トンビが鷹を産む」とはならないと思います。
この部分が完全に抜けているぶん、以降すべての説得力はなかったです。
容姿端麗の東大卒でトップモデルって・・・早稲田や慶応だったら納得できますが(⌒-⌒; )。
そもそも桐谷美玲さんに東大というイメージが湧かないです。自分的には青山・慶応女子かな。
そして
そこから、思うのが、こういう物凄い設定で主人公を描いているぶん、
妹って優秀なのかな?という興味を持ちます。興味というか猜疑ですかね。
ものすごく才色兼備なお姉さんでしょ。
家では素になっていて、干物女子みたいですけど、外っ面が超完璧。女性誌の表紙も飾り、今回政治家に立候補した姉。
同じ遺伝子。劣等の優越はあるのか?
優秀すぎる姉を持った妹。「大好き」とかの感情論ではなくて、そこのところ、妹自身はどう思っているのだろう?きっと社会に出たら比べられると思う。そんなことを考えてしまう。
せめて1場面でもいいからご両親の存在を知らせて欲しかったのですが、
おそらく、桐谷美玲さん級の両親だと、名前の知られている40・50代の俳優さんを起用することになるので、制作側は出演料の経費を省いたのかな?
女性の場合、顔立ちは父方を、頭脳は両方の遺伝を、参考にするのが芸能のセオリーです。
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話を戻します。
東大卒でミスコンのグランプリに輝き、卒業後はブルガリの東京支社に勤務。きっと世界を飛び回る女性になると想像できる。
そんな女性が、男に振られたくらいで、こんなに流されるようになるのだろうか?
プライドの塊、実際に誰もが認め、敵は多いが、口が勝るので相手はグーの音も出ない。
謙遜などせず、「可愛い!美人!」の声には、「当然でしょ」。
口を開けば(本人に悪気などなく)誰かを傷つけてきた女性で、「美人だが性格は悪い」という周りの認識もあります。
(その態度を叱る人もいなかったのでしょう)
彼氏が出来、お花畑。
彼の前では一歩後ろに下がった大和撫子(に観えました)。
彼氏の前でそういう本性は出ているのだろうか。きっとこの彼氏の前では、「いい女」でいられるのでしょうし、ファーストレディの感覚になるのでしょう。
桐谷美玲さんが今回演じたこういう(Sっ気の強い)タイプは、年下だとかM男を相手役にした方が成立しやすいと思いますけどね。
彼氏の種類にもよるんだけど、
君は男の前でどんな女の子になるの?
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交際記念日にデートがしたいと誘われ、指定された出会った場所であるミスコン会場に。
いつまで経っても彼氏は現れず、現れたのは彼氏の名前を連呼する、同年代の妊婦。
「斎藤裕雅の子を妊娠した、あの男は他に女が沢山いる」「あんたもその中の1人だ」。
主人公はその妊婦を哀れんで、気にもしない。被害妄想か何かの腹いせ?
しかし警備員による妊婦退場後、自分に送られてきた彼氏のLINEに返信しようとしたところ、一斉送信で送られていると勘付く。自撮り写真を送る。一同に一様に、はいチーズ。
会場中の女の子が斎藤裕雅の女だったのだ。100股くらいか。
観ていて、気分的に、かなり気持ちの悪いシーンだった(´⊙ω⊙`)
この男の「それまで」の描き方が超完璧だったし、映画的にこうなる展開は読めていたけど、金と権力でどうにか出来る政治家のサラブレッドの典型にショックは覚えます。
主人公が自分は美人で完璧なのは当然だ、と固定観念になっているように、彼は生まれながらにその時の欲求を満たせるのは当然なのでしょう。きっと死ぬまでそう。
パニックになった主人公は、会場を飛び出し、彼の元へと走り対面しますが、政治秘書たちに連れて行かれて「いつものように」縁切りの金を渡される。「はいはい、君はいくら欲しいの?」いらないわよそんなもの。
このシーンで気になったのは、このジュニアには既に沢山の女性の取り巻きがいて、大変な人気ぶりです。
女性のストライクゾーンは広いと思いますが、この映画を見る限りだと取り巻き(ファン)の方々には手を出さないんでしょうね。
主人公のように、女子大生だとかミスコンだとか、オンリーワンだと思っている女性に手を出すんでしょう。
付き合って1年記念日、ブルガリでリングを購入したと聞き、プロポーズ確実でルンルン。
その数時間に、彼の本性を知って、どん底。高低差ありすぎて耳キーンなるわ。初めての敗北、そして浮気、主人公のプライドはズタズタ、信じられない。
そんな主人公に新たな出会いが!
(出逢い速っΣ(・□・;))
ジュニア斎藤裕雅の女癖の悪さは、政界では相当有名らしく、その男に直談判で追求してくる女も珍しい光景ではないのだろう。
現実を受け入れられない主人公は、彼が乗り込んだ車を叫びながら追いかけるなど、もし現実に目にしたらドン引いちゃう状況ですΣ(・□・;)。
(こういう時に後方の誰かが、スマホで撮影していたらリアルになるけどなぁ・・。)
そんな状況下で、ガビーンと項垂れてる主人公に聞こえように独り言をいう男。
二股ならぬ大股をかけられ落胆する女性に対しての言葉ですから、性格的に冷たいのかな?と思った。
主人公は分かりやすく、言葉の主に突っかかる。
後に恋のお相手役となるこの男の正体は政治家秘書だけれど、初対面の女性に対して、随分とS気の口調なんだなとは思いました。礼儀はあっても敬語がない。
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知者楽水だった冒頭の主人公像。
同性の上司に「彼氏が指輪を買っていった」との情報を伝えられて、舞い上がります。
プロポーズされることを前提に考え確信し、仲人だとか、結婚式だとか、あっハネムーンはどうしよう!?だとか、凄まじい行動力と計画性を見せるのだけど。
結果的に勘違いだったわけですね。
主人公のことだから、きっと「私から断ったのよ」などと、破談の理由を上司や友人たちに報告するのでしょうけど、
先走った後処理の様子も教えて(伝えて)欲しかったかな。仲人頼んじゃってるもんね。
その後、いよいよ中盤に入ります。彼氏に振られたことによりタイトルコールがスクリーンに映し出されます。『リベンジgirl』。長い前振りでした。
社会人の役柄ですし、キャリアウーマンですけど恋愛映画ですから「ガール」にしているんでしょうね。リベンジ・ウーマンとかリベンジ・レディーじゃないんだなぁ。
ここから先の展開は、基本はラブコメですけど、内容的には政治・選挙の話になるので、知識的に不勉強なぶん(実際は詳しくない自分を)誤魔化しながら紹介しまーす。
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政治家のジュニアのお遊びで、大股をかけられ捨てられた後、声をかけてきた男に「政治家(総理大臣)になれば?」と言われたら、行動に移します。
選択股ではなく、それ1本で行動します。勝算はあるのか。
まずは小池塾を連想させる場に赴き、無断で登壇し「私は総理大臣になる人物です、私を入塾させなさい」と。
実際にこんなことを起こしたら最悪逮捕ですけどねΣ(・□・;)
このあたりから、映画を観ながら冷静に設定の起点を思い返して視ていたですが、東大首席合格者なんですよね主人公。
・・・狂ってるんじゃないか(⌒-⌒; )
いくら映画でも、政治塾の代表者がスピーチしている壇上に上がっていくなんて。
「私は宝石美樹よ」が主人公の決め台詞なんですけど、「知らないよΣ(・□・;)」って感じです。
登壇した主人公が一方的に暴走する中、あの時の意地悪口調の男性秘書が「マナーを知れ」的な言葉を言い放ち、場内がシーン。そして周りが「そうだ!そうだ!」とまるで国会中継のガヤみたいなやりとりです(T . T)。
追い出されトボトボと歩道を歩く彼女に、声をかける先ほどの塾長。
推測ですが、肚の中では共通の敵だった。主人公は斎藤裕雅、塾長は斎藤家を敵視。おそらくそれが決め手。
塾長を演じる政治秘書役は【斉藤由貴】さん〔51〕。2017年の「ゲスの顔」の一人ですね。
ゲス報道が報じられてからドラマ『カンナさーん』に映画では『氷菓』、そして今作品と出演作が続きました。ゲス報道さえなければ再ブレークの女優さんになったんだと思います。
冷静に考えれば、もうテレビドラマの女優としては終わりですから、今後はお茶の間から離れた「映画」で頑張っていただきたいです。今作の塾長、二重の目力とか、さすが政治家、目の奥が笑ってなくて怖かった。トローンとした眠そうな瞳が闇深い。いい女優。
話を戻します(何度もすみません)。
与党から立候補することになった主人公。まずは面接をクリアすること。今の時代、インスタなどのフォロワー数が面接での印象を決める。目に見える支持。フォロワーが多ければ多いほど政党にとっては価値がある。利用価値。
彼女の秘書には、何かと相性が悪かった男が就き、百戦錬磨のこの秘書の指示に従い、自らも努力し続ける。
そして万全の状態で面接に望もうとした前日に、元彼でリベンジ相手の斎藤裕雅に呼び出され密会。
明日は勝つ、だからトンカツを食べようとデートの約束をしたその日だ。本当タイミング悪いな。
次の日の空気は、スクリーンを通してですけど最悪ですよ。斎藤のインスタに握手の瞬間を収めた写真が載っている。はめられた。
自覚が足りなすぎる。何度もいうけど主人公東大首席合格者(ーー;)
そもそも、ゲス・・間違えた、斉藤由貴さん!あれだけ壇上で場を荒らした女性を追いかけて、政治未経験者を働かせるんだもの、先見の明があるのか?
映画的に、この塾長に先見の明はあったということになりますけど、この時点で、後々起きることを事前に防げないのは監督不行届けです。
主人公が立候補するなら、まず第一に「ルール」や「品格」を教えなければならないと思います。無鉄砲に私利私欲と向上心と復讐心だけで壇上に登ってくるような人物ですからね。
与党の候補になる為の面接を控えている前日に、元彼ですけどライバル政党の相手候補とバーで会って握手したり、これで本当に東大卒?って思います。素人だってNGなのが分かります。恋愛偏差値は低い(^^;;
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「政治なんて興味なかった」とあらすじの紹介文にありましたが、
じゃあ何に興味があったのか?と意地悪にも聞いてみたくなります。
前半で描かれている主人公には、将来どうなっていくのか?という未来図が観えませんでした。
ミスコンでグランプリに輝き、箔はついたと思いますが、女性としての美は観えません。一流ブランドに就職し働きますが、すぐに会社に辞表を出すくらいなので、キャリアだとか履歴の装飾程度にしか観えません。天は二物を与えずなら、根本的な心根に覚悟と担いを描いて欲しい。
と思ったら自宅ではジェラピケ風の女子。見え方はギャップがあって魅力的かと思いますけど、映画としてのキャラクターだと薄すぎるかな。おまけにメンタルが弱いし、表情に出る政治家は最初はいいけど、いつかきっとボロを出しそう( ̄O ̄;)。
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大学在学中にモデルとして女性誌の表紙を飾り、多くの支持者がいる。
(映画内での雑誌。実際に多くの表紙を飾っている桐谷美玲さんだから違和感がない)
先ほども書きましたけど・・・青山とか慶應とかなら納得できるけど、この子が東大生?無理ありすぎじゃないかな。しかも首席合格者。絶対無理があるよΣ(・□・;)
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まぁそういうわけで、続きが気になった方は映画をご覧なってくださいね。
(辛口の宣伝マンかΣ(・□・;))
ただ、やはり、政治経済として観た場合、かなり首をひねる描写が多いので、真面目な方にはお勧めできない映画ですm(._.)m
劇中の中で個人的に一番面白いなと思ったのは、
ハニートラップに引っかかった主人公が、選挙で立候補するための政党を捜すシーンです。
もともと政治に興味がないと言っていただけあって、イメージだけで面接に行っています。
各党の色。
軍事的な政党には軍服姿で、
(これって欧州とかからクレームが来ないのかな。)
などの面接巡りのシーンは1政党30秒くらいですが、豪華なゲストが政党のトップ役で御出演しています。
中でも、新興宗教教団の政党に面接に訪れた主人公の衣装が、
信者の方とかリアルで、少々、ディスりも入ってるなと思って観ていたのですが
教団の代表者の役がお笑い芸人の【バービー】だったのは、自分的に大受けでしたね。彼女のツッコミに吹き出してしましました。
そんなこんなで無事に立候補する政党が決まり、選挙期間中に主人公は人間的にも大きな成長を見せていきます。地域の人と触れ合い、国民1人1人の目を見てマニュフェストを掲げる。
選挙区は多くの大物を輩出した神奈川県。横浜、黄昏!
(願わくば『陸王』みたいにエキストラ数千人集めて欲しかったけど)
激戦区からの出馬にも関わらず、選挙期間中はライバル候補の斎藤家と一騎打ちムード。その中でマスコミがスクープしたり、ネットが荒れたりする。交際は周知の事実だし過去は変えられない。おまけに彼に捨てられたことが出馬の動機。きっかけはこうです、でも私を信じて下さい。
現実だったら最悪ですね^^;
まぁそういうわけで、続きが気になった方は映画をご覧なってくださいね。
(辛口の宣伝マンかΣ(・□・;))
(なぜ2回繰り返したんだろう。)
桐谷美玲さんの愛嬌が全快に溢れている作品です。
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役者からは2名の男優さんを。
まず一人目は政治家秘書という難役を爽やかに演じていました劇団EXILEの【鈴木伸之】さん〔25〕。
自分は『東京人喰』の亜門役で知りました。今作の監督さんは『植物図鑑』で【岩田剛典】さんを起用していましたから、流れ的に次回作もEXILEグループから起用するのでしょう。安易な想像ですけど。
私から見たら鈴木伸之さんは、【バカリズム】さんですね。バカリズムさんを縦に伸ばした感じに観えます。
演技力は特に秀でているとは視えませんが、はに噛んだり微笑する際の表情筋が口角に上がるので、岩田君も同じタイプですが「優しい役」が適役になるでしょう。表現力は今後も伸びしろがあると思います。
監督の前作『植物図鑑』が、有川浩先生の原作本を読んでいたぶん非常にガッカリした出来で、今作品も感じましたが、話の良さを殺してしまう監督なんだろうと思います。原作以上のものを引き出せる監督になって頂きたいです。
もう一人は【清原翔】さん〔24〕という俳優さん。女癖の悪過ぎる政治家の家系に生まれたサラブレット役。
綾野剛君と坂口健太郎さんと言った今の流行りである塩顔の俳優をミックスしたお顔立ちに感じました。俳優界も世代交代の波が押し寄せていますので、俳優界の清原さん、今後も見る機会が多くなりそうな男優さんになるでしょう。
しかし、清原さんが演じたこの役、冒頭から主人公を捨てる前半部分まで、役柄的に大活躍するのに対し、後半はバテた印象が強いです。全体としてはバランスの悪い出演時間です。
相手役の(イケメン男子)男性が、途中で交代するのでその引き継ぎが作品内であまり出来ていない事で、俳優の評価自体を落としてしまいそう。
作品の空気感が中盤以降はグダグダになっていたからかな。とにかく映画を観終わると印象に残らなくなりました。前半は見せ場がたっぷりなのに、結構、損な役です。
鈴木さんと清原さん、
驚くのはお二方とも、身長が185cmもあるとの事です。
この10年ほど、身長が低い男優が主役を張っていたのが日本です。若手俳優筆頭である福士蒼汰さんなども身長が高いですし、EXILE系の方々の特徴は皆ガタイが良い。日本の俳優界も変わりそうですね。
高身長・高学歴・高収入、バブル期の用語「3高」の役が見事にハマるでしょうから、今後の起用法も幅が広がる。
世界に行ける身長。日本兵を演じるには身長が高すぎますけど。
桐谷美玲さんも160cm以上ありますし、パッと観た男女のシルエットが良く、鮮やか。
関係のない私自身ももう少し身長があったら・・と思って観ていました(⌒-⌒; )
(mAb・・身長は176cm・・あと4cm欲しかった)
最後に。
指摘したい箇所はいくつか書きましたが、総まとめとして残念なのは、
「政治を詳しく知らない人でも安心して観れる映画」だということ。
普通なら、理想的ですよね。政治が背景だと構えちゃいますから。
だけど何の知識もいらない映画すぎるのも出来は、どうかなʅ(◞‿◟)ʃ
逆に政治をある程度知っている方が見たら、「ありえない」連発は確実だと思います。
ありえないのが映画。だけど日本映画って日本人として観ている以上、絶対どこかで繋げたくなるもの。
だから、詳しくない人へ、為になる情報なども入れつつ楽しく見れる政治入門的な役割も担っている映画描写もあって欲しかったのですが、主人公しか目立っていませんでした。
普段ハリウッド映画を観ていて、まぁアメリカとはタイプが違いますけどね、ロマンスはありますが、こういうコメディな恋愛描写ってほとんどないです。政治映画は作り手も身を削っていますから。
「政治」と「恋愛」って、「映画の組み合わせ」にすると相性は悪いんだなぁ( ̄◇ ̄;)
捲土重来。
(劇中、レギュラーで出演していたこの子供達の親はどこにいるんだろう?)
脚本 12点
演技 13点
構成 14点
展開 13点
完成度13点
〔65〕点
結局一万文字近く書きました。映画とは関係ない話題に脱線してしまい大変失礼しました。
本年も宜しくお願い致します。
【mAb】