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Criticism『君の膵臓をたべたい』

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『君の膵臓をたべたい』

 

 

 

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本年度劇場鑑賞作品vol.74

 

(日本映画鑑賞作品vol17)

 

 

 

ジャンル

〔青春恋愛ドラマ〕

 

 

 

物語)

 

 

 

母校の高校で国語教師として勤める【志賀春樹】(作品の呼称・僕or君)は、取り壊しの決まった学校の図書館の蔵書整理を頼まれたことから、久しぶりに足を運ぶ。

 

 

そこは12年前、一緒に図書委員をしていたあの子との思い出の場所だった。

 

 

春樹は、あの日の僕を写したような図書委員に、彼女との物語を回想しながら語り始める。

 

 

 

過去)

 

 

 

高校生。

ある日、春樹は病院の待合室で、日記を拾う。

 

 

「共病文庫」と名付けられたノートの中身には、持ち主の「秘密」が綴られていた。

 

 

「それ、私の」と声をかけてきた持ち主は、同じクラスの人気者【山内咲良】。

 

 

いつも窓際の席でクラスメイトたちに囲まれている咲良。

 

 

その光景を僕は、ただぼんやりと見ていた。

 

 

春樹は、誰とも喋らず関わらず、静かに学園生活を送る生徒で、友達もいなければ声を発することもない。

 

 

咲良が光ならば、春樹は対極の影だった。

 

 

__

 

 

 

咲良は膵臓の病気で「余命一年」を宣告されていた。

 

 

それを知る友人は、春樹だけとなる。

 

 

翌る日。咲良は突然、自分と同じ図書委員に立候補し、クラスメイトたちの視線が一気に春樹に刺さることに

 

 

咲良は戸惑う春樹には構わず、クラスメイトに「仲良し君」と紹介。

 

 

その日から春樹の世界は一変。

クラスでは居心地の悪い空気が漂う。

 

 

攻撃ともとれる強烈な視線の中でも、鋭く春樹を睨み続けるのは、咲良の親友【恭子】。

 

 

いつも一緒に行動してきた恭子にとって、春樹の存在はライバル

で嫉妬に狂う。

 

 

__

 

 

 

現在。

 

 

実家の花屋を継いだ恭子は、未だ学生時代に親友を失くした喪失感を胸に抱いている。

 

 

そんな時、出勤中の春樹を偶然見かけ、血相を変え後を追う。

 

 

あいつ教師になったんだ。

 

 

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過去)

 

 

咲良の秘密を唯一知る存在である春樹は、いつも突拍子ない彼女の行動力にタジタジになりながらも、デートの誘いに付き合うことになる。

 

 

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「死ぬまでにしたい10のこと」

 

 

旅行をしようと、行き先も告げられずに、新幹線に乗り、福岡県に。

 

 

太宰府天満宮を参拝し、観光名所の屋台で食事をとった後、市内の高級ホテルに宿泊し、トランプゲームをした。

 

 

ドキドキはするけれど、これが恋なのかさえ分からないままの春樹。

 

 

忙しく充実した時だけは、確かに刻まれてゆく。

 

 

彼女が書いたリストを1つずつ、達成して行く。

 

 

だけどその度毎に、居なくならないで・・という気持ちが強くなって行く。

 

 

__

 

 

 

現在。

 

 

生徒に語る思い出巡りの回想は

 

日を跨いでも続いていく。

 

 

帰宅すると、当時のクラスメイトで、咲良の親友だった恭子が結婚するとの報告を葉書で知り、式典への欠席に丸をつけた春樹。

 

 

一方のウェディングを間近に控える恭子も、春樹を見かけて以降、咲良のことを考える時間が多くなっていた。

 

 

親友の死から12年。未だに抱く2人の喪失感。

そして迎えた結婚式の当日。

 

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春樹は、咲良が春樹と恭子に宛てて書いた宝の手紙を探し当てた。

 

 

 

 

監督🎬

【月川翔】

 

 

 

志賀春樹

【北村匠海】

 

 

山内桜良

【浜辺美波】

 

 

恭子

【大友花恋】

 

 

ガムの宮田

【矢本悠馬】

 

 

アダルト恭子

【北川景子】

 

 

アダルト春樹

【小栗旬】

 

 

 

配給〔東宝〕

本編〔1:55〕

 

 

 

__________

 

 

 

 

邦画評論は実に7ヶ月ぶり。

 

 

日本映画はすっかり書かなくなりましたが、この作品は特に感動度が高かったので記事にします。

 

 

記事頭に表記する「本年度日本映画鑑賞作品(数)」を見て頂くと分かるように、ちょくちょく観てはいます。

 

 

 

シネコンで上映する(10スクリーン数として)5割以上が、日本映画とアニメーション映画になった時代ですから、以前のように外国語映画がシネコンで上映されなくなったことによる、正直、妥協的な鑑賞ではあります。日本映画しか上映していないから、仕方ない日本映画を観るか、という妥協。

 

 

 

でもまぁ・・日本映画って身近なのがいいですよね。

日本人同士なので、だいたいの心理が理解できます。

 

 

 

特に学生を主人公にした映画って、見る側に人間力みたいな知識って必要ないじゃないですか。理解力が必要なだけで。

 

 

 

映画や漫画の言葉(セリフ)も、若い子には新鮮かもしれないけど、大抵の大人にとってはどこかで聞いた事のあるような、受け売りの知識で言葉を引用しているのが察せるだろうし、例えば、ミスチルにハマれば、何をやってもミスチルっぽくなるけど、それは言わない(つっ込まない)約束でしょ!って大人は飲み込むから、若い子には新規が受け入れ続けられていく。

 

 

 

普段、アメリカや外国の人が製作された映画を書いていますけど、正直、外国人ではないから理解するのが必死(^◇^;)

 

 

日本人同士(作品⇄観客)だと、理解しようと思わなくても理解できるので、鑑賞中に上記のような工程が省かれるし、描写を解くだけになりホッとする鑑賞にもあります。

 

 

 

『君の膵臓を食べたい』

 

 

電車の中刷り広告に、本屋大賞で話題になっている小説だと宣伝されていた記憶が私にはあります。

 

 

電車の中って、やることがない時に暇すぎて、ついつい見てしまうんですよね中刷り広告だとか、マンション情報だとか、遊園地の情報だとか・・って。

 

 

その小説が話題になって、すぐに映画化が決まった流れ。

スポーツ新聞を購読しているので、エンタメの情報感覚でしかないけど。昨今は本屋大賞(ランクイン)が映像化になる流れですね。

 

 

ハリウッドなら映像化の版権を購入するだけしておき、一先ずそれで安心みたいな温存法ですけど、日本は流石、鉄は冷めぬうちに打て!の流れ。

 

 

 

そして、この小説『君の膵臓を食べたい』。

 

 

投稿サイトに投稿した小説が、作家先生の目に止まって出版されたそうです。

 

 

ここアメブロでも小説を書いて載せていらっしゃる方が多いですし、アメブロで奥様の闘病日記を書かれていたブロガーさんのブログが映画になったこともありました。

 

 

今の時代、どこから出てくるか分かりませんのぉ。

mAbも狙っちゃおうかしら。

 

 

(兄ちゃんには無理だよΣ(・□・;))

 

 

 

__

 

 

 

 

この映画を鑑賞しながら、色々と(小説では役の)設定があるのだろうなと、シーンごとのセリフから想像しました。小説の映像化にありがちですけど、(小説の)名ゼリフだけを言っても、その前の状況が映画で描かれていないことが多く、この映画にもそれを感じざるを得ない出来だったからです。

 

 

 

月川翔監督は青春映画などを撮られてきた方。個人的には1度お会いした事があります。映画を視ていて感性で推し進めるような作品の表現をする方だなと分類します。そもそも青春映画を撮られる監督さんで理屈っぽい性格の方は、大抵失敗していますけど。

 

 

月川監督の今作を観て、劇中にクセのようなものが特に見受けない、良い意味で「無難さ」が出せる監督さんなのかな。俳優をアゴくらいの高さから撮りますね。アゴクイ・カメラワーク(笑)鼻の穴が見えるか見えないかぐらいの絶妙なアングルです。

 

 

このジャンルの特徴としては、説明不足のわりには展開だけで進めてしまうだと思っています。そのため今書いたように指摘したりします。

 

 

難しいんですよね・・このように説明不足を指摘しますけど、かといって説明しすぎるのも退屈になるし、それはそれで指摘しますし(^◇^;)個人的にちょうどいいのがない!(すごく調子のいい時の三谷幸喜監督がそれかな)改めて映画は料理と同じ。

 

 

__

 

 

 

自分が20歳の時に『世界の中心で、愛をさけぶ』が、今作と同じように小説の大ヒットからの映像化でブロックバスターになりました。

 

 

 

その時の気持ちになって今振り返ると分かるのですが、やはり、その時の私が感じていた、いい意味で人生経験の少ない若い自分なりの感動作として感涙していたと思うのです。

 

 

 

今作を観ていて、〔学生×闘病×恋愛映画〕の製作数が少ないからか、何かと引き合いに出されるセカチューについて、当時の自分と今の自分を比較する機会を戴けました。

 

 

 

10数年が経ち、あの頃と同じような「感覚」では、どうしても

恋愛映画を観れなくなって、キラキラした瞳でこれから何者にもなれる青年たちを見ていると、本当、若い時の感覚って、凄いなって、羨ましいな!って思います。自分もそうだったんだろうけど(^◇^;)

 

 

 

その時に感動した自分を自分が覚えているので、今見ても感動できますし、時代のアイテムなどからの懐かしさは『世界の中心で、愛をさけぶ』は1枚も2枚も上でしょう。

 

 

 

今の日本映画は、空前の少女漫画実写化ブームで、旬の女優にイケメンの俳優を複数人割り当てる恋愛映画を製作するでしょ。

 

 

ある程度、その恋愛映画枠の旬を終えた【福士蒼汰&山崎賢人】さんが、ジョジョに実力派路線へ移行する流れを見せていますが、それはそれでこの恋愛映画枠には新しいイケメン俳優が出てくる。これはこれで車輪の流れが作られた。

 

 

 

そういった時代の流れの中で、そういうの(イケメン俳優ばかりの女子ウケ映画)にウンザリしていた私みたいな映画鑑賞者の足を、今作はシアターへと向かわせたのかもしれないです。

 

 

 

 

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こういうのがいいんだよな・・・素朴で。

 

 

 

『世界の中心で、愛をさけぶ』があの頃の私の中心だったように、10代の方には10代の時にしか感じられない体感があるので、この作品もまた今の学生の方の記憶に残っていきますように(^人^)

 

 

学生の方に、とても月並みなアドバイスですけど、若い時に沢山経験した方がいい。挫折も失敗も成功も、恋も、そして失恋も。

 

 

 

___

 

 

 

 

ここからは映画について、私の見解と意見を語ります。

 

 

 

主人公の男の子はとても無口で内向的。これに対してヒロインの女の子は明るくて社交的です。おまけに一期一会に人生を楽しもうとしているから、よく喋る。物語文では光と陰のようだと表現しました。

 

 

 

明るくて社交的という表現を一括りにはしたくないので説明しますと、話し上手というより聞き上手なタイプで、底が明るいというより落ち着いている真面目な明るさ。演じる女優さんの雰囲気だとは想いますが、周囲の空気を読むような落ち着いた立ち振る舞いを常にしているように思えます。

 

 

 

映画的ではなくて、どこにでもいる女子高生に視えるのが良かったです。明るくて社交的な普通の女子です。

 

 

そんな彼女は余命一年というサダメを受け入れるしかない状況下にいます。

 

 

それなのに・・どうして君はそんなに笑っているのかなぁ。

 

 

 

受け取るまでの葛藤や、彼女の気持ちは彼女にしか分からないけれど、誰にも気付かれないように秘密と題し「普段通りの女子高生」を演じている。

 

 

 

「死ぬこと」を明確に知る女の子と、「人はいつか死ぬ」ことを遠き未来と捉える男の子による、純愛の青春学園ドラマ。

 

 

 

__

 

 

 

個人的にとても気に入ったフレーズが映画に2つありました。映画という意味ではセリフでしょうけど、ハッキリ言って、歌の作詞や一文にしか聞こえてこないです。なのでフレーズ。

 

 

 

1つ目は、前半、知り合ったばかりの2人の会話の中で、咲良が伝える会話。「昔の人は、病気になった部位(臓器)を食べることで、病気が治ると信じていた。」と。

 

 

この説を唱えて、自身と重ねていました。

 

 

心臓が悪い人は心臓を、胃が悪い人は胃を食す。

臓器・・もちろん、牛や豚や鳥のをね。

 

 

 

咲良は膵臓の病気ですから、膵臓を。

君の膵臓を食べたい。このタイトルとジャンルを想像すれば、なんなくとして想像できた。ビジュアルなタイトルが御名付け。

 

 

(足が悪い人は足を食べたのかな・・・エグッΣ(・□・;))

 

 

 

もう一つのセリフ・フレーズは、中盤、咲良の家(一軒家の豪邸)を訪ねるシーンから。

 

 

余命僅かのヒロインは、いいとこのお嬢様です。

白を基調とした内観で、天井の高い一軒家。

 

 

外は雨。

 

 

もちろん、映画ですから、そのあとは人物、雨に濡れます。

 

 

この映画だからってワケではないですが、雨の日の室内って五感が研ぎ澄まされませんか?

 

 

一悶着あった時に、雨の演出はマストですね。情景感情も表せるし、雨が降っている状況の恋愛映画で濡れないのは、自分の記憶ではなかった気がします。

 

 

運命だとか偶然だとか、それを必然だとか、こう言った件がありますが、彼女はそれらをひっくるめて・・

 

 

「君がしてきた選択と私がしてきた選択が、私たちを会わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ。」

 

 

と表現します。

 

 

そうきたか、と思いましたが・・なんだか想像元が、矢沢あい漫画のセリフみたいで、いかにも女子が好きそうな言葉を選んでいます。知らず識らずインスパイアされているんだろうな。今の文章家って。仕方がない事だけど。

 

 

 

ヒロインの女の子はニコニコ笑いながら、こうした運命論と理屈を掛け合わせたようなセリフを言っているし、個人的には、矢沢あい的なら小松奈々を演じた宮崎あおいが、このセリフを言っても無難にハマるんだろうなと妄想してました(๑╹ω╹๑ )。

 

 

 

余命1年の少女、という紹介がされていますので、少女が亡くなることを知らされた上で観ていますが、現在となり、回想や手紙などを読むのは亡くなった少女。幽霊みたいだけど、そうじゃない、だってきっと・・主人公らの中で生き続けているんだから。

 

 

 

ナレーションだとか、セリフの言葉数がとても多いので、整頓さはない。

 

 

作風はバラードなのに、作調はポップスを聴いているような作品だと思います。変な例えですけど、狩野英孝の作曲みたいです。

 

 

セリフの言葉数が多すぎるので、読み手次第で、退屈になったとは思います。映像付きとはいえ朗読劇って、集中力が切れる瞬間があるじゃないですかぁ。

 

 

なので、中盤の時点で、この映画や俳優陣にハマっていない人は、地獄の時間だなって思いますけど(^◇^;)

 

 

しかし、女優の声の質が良いのですんなりと入ってくるし、滑らかで甘いのに透明感のある不思議な声色。

 

 

そこから、長めの尺を使って、じっくりと観客に感情移入させて、泣かせに入る印象を覚えます。

 

 

なので、中盤の時点で、この映画や俳優陣にハマっている人は、天国の時間だなって思いますね( ´∀`)

 

 

 

__

 

 

 

突然ですが(いつも突然だなΣ(・□・;))

 

 

ここ最近の日本映画を観ていて思うこと。謙虚さはあっても、控え目な振る舞いって減ってきていると思います。

 

 

ヒロインの女の子が主人公の男の子を振り回していく感じは、男子が草食系で描かれることでそこまで違和感がないですが、その女の子は、自分で自分のことを「クラスの人気者」と客観的に自覚していることには少々驚きでした。

 

 

最近の若者って謙遜しないのかな?

 

 

日本人の美学こそ謙遜なのに(・・;)

 

 

 

__

 

 

 

いい意味でも悪い意味でも、女子目線での脚本だなとは思いましたね。特にクラスの人気者の彼女が、なにも害のないクラスの影と仲良くしただけで、集中攻撃されるところとか。自分の時代の学生描写にはなかった気がするので、ジェネレーションギャップかな。

 

 

 

目に見える指摘点は、現実的な目線で考えた場合に生じました。

 

やはり大人になってからこういった作品を見ると、[現実]を視てしまいます。

 

 

大人になった主人公の人柄が、あまり変わっていないこと。

 

 

優しくて害がない無口な20代後半の主人公。

 

 

大人目線で観たら、この先生でいいのかな?とも思います。

彼女の死から何を学んだんだろう?いつから日本映画はこういう作風調になってしまったんだろう?

 

 

 

作品自体は、定番の展開が繰り返され、新しさは全くないかな。

アイデアも出し尽くされているし、しのぎを削りながらも品(俳優)を変えて製作している印象です。

 

 

 

逆算して、現在の主人公が、亡くなった彼女との思い出が詰まった母校に教師となり勤めているのにも関わらず、記憶の隅にありすぎているのは、普通に考えて違和感でした。

 

 

 

続いて、

 

 

余命1年のヒロインの女の子が、病気を隠し気丈に振る舞っているとはいえ、全く末期の病人に視えない。

 

 

役柄的に学校にも通っているから、あえて病人の顔に見せない演出をしているのでしょうけど、、、この演出って、どうなんでしょう??。見る人によりますけど。。。病室に見舞った主人公に焦りますが、やはり現実的に衰弱さも欲しいわけで・・・。

 

 

 

その点、比較される同系の邦画『世界の中心で、愛を叫ぶ』の長澤まさみは、白血病という役柄を表情から表したという体当たり感があったと思います。

 

 

 

【浜辺美波】さん〔16〕の咲良という少女の役作りなのか、普段の演技スタイルなのかは分かりませんが、良い意味でだらしのない笑い方をしますし、体当たり感がないのです。1つの作品の役をこなした程度。なので当たり役だとも思いません。

 

 

 

子役の頃から観てきた浜辺美波さんも、もうティーン女優に。おまけに東宝映画ときたから、やはり路線は長澤まさみか。

 

 

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女優としての「雰囲気は志田未来」だと思います。斜め下からのカメラアングルが多いので光の加減で、連想せざるを得なくあります。そして御顔立ちは堀内敬子さんだと思います。三谷作品の愛されキャラ。そういう目線でこの女優を観ていました。

 

 

 

あとは、福岡ロケで、とりあえずの観光名所を映していましたが

 

太宰府天満宮・・大人の鑑賞者用に・・自分的にカットしすぎじゃないかな。

 

 

 

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ホテルのベッドのドキドキシーンを1分短くしてもいいから、太宰府を1分長くしてくれないかしら・・・って若者映画・若者映画Σ(・□・;)

 

 

 

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高校生の主人公春樹と、教師になった主人公春樹。

 

 

アダルト春樹を演じる【小栗旬】を通して、青春時代の一挙一動が鮮明に蘇っていきます。行き来の展開は小栗の回が1度多かったなど初見では思いました。

 

 

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((友人の)小栗・・仕上げてるなぁ)

 

 

同じくアダルトを演じる【北川景子】さんの前半の登場シーンが中途半端だったなど、バランスよく登場しないので、伏線を張ろうと出来れば1描写ずつハッキリ展開して欲しかったとは思いました。

 

 

またクラスメイトの【ガムをくれる男の子】。

宮田くんという役名があるのですが、以下ガム男で(笑)

 

 

ガム男は常にガムを噛んでいる設定。こういう特徴はキャラクター性があって魅力。

 

 

この依存的な彼のヘキが、授業授業の合間の休憩時間なのか、授業中も噛んでいるのか?知りたいところ。

 

 

どんな私立校だよΣ(・□・;)

 

ガムの消費量Σ(・□・;)

 

 

ガムって匂いますからね。

 

 

ミント系のガムなら・・フルーツ系のガムならカバンに入れているだけでも臭う。クラスの中で誰も彼のことをいじっていないけど、「匂い」じゃなく「臭い」として嫌な人とかもいたんじゃないかな。

 

 

 

などいちいち私はツッコミを入れながらガム男のことを観ていました。俳優の子の見た目は3枚目だけど、風間俊介くんに似ているかな。こういうお顔の男優は今後コミカルな作品に出演する日本の流れになると思いますけど、映像界では貴重ですし、大成してほしいですね。

 

 

__

 

 

 

公開が夏真っ盛りの7月28日で、映画の季節は桜の時期から初夏まで。

 

 

 

おそらく何とか春に公開するよう動いたとのでしょうけど、私が鑑賞した日は34℃も気温がある猛暑日だったので・・「うわぁΣ(・□・;)」となりましたね。気分的に(^◇^;)

 

 

 

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夏に冬の映画を観るのと、夏に春の映画を観るの、貴方ならどちですか?私は、夏は秋の方が良いけど。先取りがいい。

 

 

__

 

 

 

自分がこの映画で一番よかったのは俳優陣です。

 

 

特に、主役を演じた男優の【北村匠海】さん〔19〕。演技力は経験値がもう少し必要ですが、彼の表現力が素晴らしいと感じました。あまり俳優を褒めないmAbですので、いい方向に捉えてくださいね( ◠‿◠ )

 

 

ヒロインの浜辺美波さんが一番評価される事とは思いますが、ここ数年視た若手の映画俳優の中で一番上手かったと思いますね。

 

 

北村匠海さんを詳しくは存じませんが、芸能事務所スターダストプロモーション所属の男性グループ【DISH//】(ディッシュ)でリーダーを勤めている方だとか。

 

 

男性アイドルは、芸能界の表舞台で活動すること自体が厳しく、妨害が憑き物となる宿命があります。自分の会社にも通告書が届く場合もあります。

 

 

詳しい詳細はネットで検索していただきたいと思いますが、以前に放送された『めちゃイケ』で他事務所の男性アイドルグループを集めた運動会企画で、明らかな外部からの圧力が目に見え、一視聴者として観ていて、テレビの前で震えましたもん。

 

 

ですが、以前は「(グループを)作っても潰される」でしたので、どの事務所もリスキーなことはしませんでしたけど、今は明らかに「作ってしまえば怖くない」でしょうね。あちらさんも1つ2つならば潰せるけれど、3つ4つだと手が回らなくなるもの。5つ6つになればパニック。赤信号みんなで渡れば怖くない状態。

 

 

私の目線だとますだおかだの岡田さんのお顔立ちをベースに、柳楽優弥と嵐の松本潤、東出昌大さんを足してミックスして割った感じの印象かな。アジア系の彫り深いお顔立ち。

 

 

そもそもアイドルグループのリーダーを勤めるほどの芸能人が、クラスで一番目立たない役を演じることへの違和感は消せないんですけどね(゚o゚;;)

 

 

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目立っていましたね。普通に。

 

10代や20代の女優さんは朝ドラを筆頭に次々と現れますが、男優さんは世代交代とまでにはいかないので、個人的には新星現るですね。

 

 

 

____

 

 

 

子供の頃、虚弱体質だった私が病気になるたびに、看病する祖母や母親が、枕元で「出来ることなら代わってあげたい」と、心からの気持ちを聞いて来ました。

 

 

君の膵臓を食べたい。

 

 

女性の発言(目線)から、男性が後に同じ言葉を添えています。つまり男性発信ではないと言う事。

 

 

それでも僕は君の膵臓を食べたいよ、と。

 

 

このセリフを劇中で聞いた時に、私自身は上に書いた病気で寝込んでいた時の、身内の記憶が蘇ってきました。

 

 

作者が女性ということで、

女性の発想から繰り出された小説なのだと思います。

 

 

そして、そういう意味で考えると、女性受けの映画になると私は思います。同時に若い人向けの要素が多い。

 

 

自分が病気でもうすぐ死んでしまうというサダメを、誰にも言わずに学校に通うクラスの人気者。これは美談的ですね。いつも一緒にいて片時も離れない親友さえも気付けない程ですから、そんなことってあるのかな。

 

 

 

唯一それを知ったのが、クラスで目立たない空気のような男子で、性格は根暗ですが、お顔立ちはイケメンで(ここは恋愛映画の主人公だからスルー)、人間的には心根の優しいイジりがいのある男の子。モジモジ喋る男子←このキャラ設定で、女性の方が精神年齢が高く、お姉さん的となります。日本映画のセオリー。

 

 

 

秘密を知られた少女は、とにかく「今を生きます」。mAbが1番好きな言葉ですね(笑)高校生の行動なので内心、心臓バクバクのドッキドキでしょうけど、積極的に行動します。

 

 

死ぬまでやりたいリスト。以前に大ヒットしたハリウッド映画から、闘病映画ではこの展開が扱われるようになりました。高校生の女の子ですから規模は大きくありません。旅行するや、最終的には男子とイケナイことをするなど・・可愛らしいものです。

 

 

 

それらのリストを1つ1つ達成して行くわけですが、注目されるのが苦手で目立たないで生きていこうとしていた主人公は、人気者と仲良くしていることで目立ってしまいます。

 

 

 

個人的に、最近の日本映画でよく描かれる学園のスクールカーストという位置付けが、ジェネレーションギャップです。

 

 

あえてクラスで目立たないようにしている、一切の波風を立てず静かに学園生活を送ろうとしている生徒。。。自分のクラスにもいたけれど、『桐島部活やめるってよ』みたいに描くならリアリティがあるんですけどね。

 

 

だってこの映画の主人公の席順。。。

私としてはクラスのヒョウキン者の席という印象だもん。

 

 

だから全然、分かりませんでした(^◇^;)

集中砲火みたいに視線でイジメている様子って。

 

 

こういう設定の生徒なら、壁側の3列目とかかな。それか教壇に近い席。映画のように1番後ろにはしないと思います。そういう風に考えたら席順の決め方まで知りたくなりますけど。

 

 

くじ引きなのか、好きな席を選ぶのか、だとしたら主人公はどういう経緯で今の席に座っているのか?・・学生時代のイベントですからね。こういう些細な描写って、描いたらウケると思うんだけどな。席順の決め方なんて、どの世代にも身近ですし。

 

 

 

学校生活は散々になった主人公ですが、図書委員としての役目は性に合うらしく、蔵を整理したり、殻に閉じ込もったり、静かで敵もいない、時を過ごすにはもってこい。

 

 

そう考えれば、学校の図書室って、真面目な生徒が利用する場所という記憶があります。なるほどね。

 

 

彼女はさらに距離を詰めるためにクラスの図書委員にも立候補。主人公に対するクラスの疑心は増すことになるのですが、彼女は何も説明しません。

 

 

どういう関係?

2人は付き合っているの?

あんた、あの子の何なのさ?

 

 

「仲良し君。」

 

 

 

質問の答えになってなーいΣ(・□・;)

だから皆モヤモヤ。主人公もモヤモヤ。僕ってあんたの何なのさ?港のヨーコ横浜横須賀ー!みたいに(笑)

 

 

 

だけど、この質問には答えます。

 

「君は・・ホントに死ぬの?」

 

「死ぬよ」

 

 

 

多分、この言葉の返しの真意が、この映画の動機の全て。

 

 

__

 

 

 

この映画はこの映画で、満足感を得る方が多いとは思いますが、

大人目線が少なすぎます。

 

 

そういう理由でもセカチューとは対比できません。

 

 

娘の最後のひと時に、親の存在(登場)がないことは、大人の観客としては物足りないのではないでしょうか。

 

 

そもそも最近の日本映画の指摘したい点で、大人についてをあまり描かずに、あくまで当事者の若者たち目線でお送りされる若年化

 

 

 

ヒロインの家庭は100歩譲って、100歩譲ってですけど・・いいとして。

 

 

普通に考えて、主人公は、一般的な家庭でしょう。

 

 

思春期の息子が、新幹線に乗って、同い年の女の子と旅行。

 

 

女の子の方は、家に電話しています。「恭子の家に泊まる」。

 

何もないとはいえ。高校生の息子が女の子と二人で1泊旅行。

 

 

親御さんの気持ちとして、これって「健全なお付き合い」なのかな?(^◇^;)結果的に思い出になりますけど。

 

 

 

病気を知る人物がごく限られた近親者のみという設定も、なんだか凄い映画用の美談に脚本が書かれているなと思いました。

 

 

 

__

 

 

 

言葉の陳列。

 

 

死を間近に控える少女が思いつく言葉を著者が並べていた。

 

 

学生映画特有の綺麗で詩的なセリフだったり、今その時の一瞬を美しく捉えようと願う感性が青春というハツラツさを表現していた。

 

 

 

それと一番思ったのが、主人公たちが通っている学校に・・不良がいないこと(^◇^;)

 

 

わたし的には結構違和感です。あぁ・・私立校なんだなって。

 

 

(せっかくカッコつけて文章を書いてたのにΣ(・□・;))

 

 

クラスメイト達も派手な子はいないし、クラスの人気者が透明感のある清純派の女子。その女子の親友恭子の方がどっちかといえば派手かな。【大友花恋】は日焼け顔で桐谷美玲みたいな瞳。その親友が大人になると【北川KSK景子】さんになるので体格的に別人みたいな2女優でしたけど。

 

 

 

最後に

 

この作品を書こうと思ったのは、特別な意味はなく

 

鑑賞意欲とタイミングが偶然にも合っただけ。

 

 

そうまるで、劇中のヒロインが言ってた

 

 

「君の選択」みたいに。

 

 

 

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脚本 13点

演技 14点

構成 13点

展開 15点

完成度13点

 

 

〔68〕点

 

 

__

 

 

 

余談に:

 

 

上の映画を観た次の日本映画が、上半期・出家騒動で話題にもなり逆に宣伝にもなった『東京喰種』でした。

 

 

(清水富美加さん・・いい女優になると視てたんだけどな。勿体無い。今後、一般向けの作品では観なくなるでしょうから=私自身は今作品が新作主演映画の見納めです)

 

 

 

本年度劇場鑑賞作品vol.76

(日本映画鑑賞作品vol.18)

 

 

監督【萩原健太郎】

主演【窪田正孝】【清水富美加】【鈴木伸之】【大泉洋】他

 

 

 

余命短い好きな人を想い、君の膵臓をたべて、君は僕の中で生き続けて・・と云う気持ちを描写する内容の作品を観たあとでしたから、

 

 

生きるために人間の肉や臓器を食べたい・・と言うアクション映画の内容にハートが混乱(^◇^;)

 

 

『君の膵臓をたべたい』『東京喰種』

この2つの映画・・立て続けに観ると、相性最悪(笑)

 

 

ただ『東京喰人』は、原作のファンで:REまで読んでいるので、楽しく鑑賞できました。続編のトーカは誰が演じるんだろう!?大胆にも橋本環奈さんがいいと思います。

 

 

 

脚本 14点

演技 16点

構成 13点

展開 13点

完成度13点

 

 

〔69〕点

 

 

 

 

【mAb】

 

 

 

 

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