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映画評論『The Shape of Water』

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本年度アカデミー賞

 

最優秀作品賞

最優秀監督賞

最優秀作曲賞

最優秀美術賞

 

 

受賞作品

 

 

『シェイプ・オブ・ウォーター』

 

 

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本年度劇場鑑賞作品vol.26

 

 

ジャンル〔ダークファンタジー /ラブドラマ〕

 

 

 

監督🎬【ギレルモ・デル・トロ】

 

 

出演

 

 

【サリー・ホーキンス】

 

【マイケル・シャノン】

【リチャード・ジェンキンス】

【オクタヴィア・スペンサー】

【マイケル・サタールバーグ】

 

 

 

配給〔20世紀フォックス〕

本編〔2:03〕

 

 

 

_____

 

 

 

先日開催されたアカデミー賞にて

今年の最優秀作品賞が『シェイプ・オブ・ウォーター』に決定しました。

 

 

他、監督賞、作曲賞、美術賞で受賞となり計4部門のアッパレ。

 

 

今年のアカデミー賞は、日本人メイクアップの方が受賞されるなど日本史に残るものではありましたが、主要6部門を見て、終わってみれば「2強」の戦いだったと振り返ります。

 

 

先に鑑賞して記事にもした『スリー・ビルボード』を大賞確実視にしていたので、個人的には不的中ではありました。

 

 

最近の作品賞といえば『バードマン』など、私からすればキワモノで、一癖のある内容の映画が受賞しているので、その流れが読めなかったなぁ(⌒-⌒; )なんて都合よく解釈しております。

 

 

今作はダークファンタジーにラブの要素を強く足した世界観。

 

 

足し方を間違えれば、調合を間違えれば、失敗に終わるB級映画になったでしょう。

 

 

本編が終わりエンドクレジットの時間帯では、シートに背もたれて眉間にしわを寄せ「これも愛の形なんだろう」なんて云う臭いセリフが私は頭の中に過ぎり、納得・消化しようとしていました。

 

 

描いている内容だとか脚本自体は既存的で、正直、案外大したことがないと思うのですけど

 

 

その表現力だったり表現量だったりが多く魅力的で、作品を司る世界観が十二分に表されているので、フィクションから「かもしれない」の気分に持って行かれた感覚になりました。

 

 

__

 

 

 

主演女優には英国女優の【サリー・ホーキンス】〔41〕

 

 

私には『パディントン』などで観せたお母さん役のイメージがあったので、失礼ながら「若さ」(フレッシュさ)は感じませんが、とにかく演技が巧い。たくみ。

 

 

「ここは脱がなくてもいいんじゃないか?」と冷静に観てしまったほど、何度もバスローブを着たり脱いだりしているので、その脱ぎっぷりからフランス女優のイメージも感じましたね。

 

 

 

また、東京国際映画祭ではR18指定で上映。全国公開ではモザイク処理でR15指定。

 

 

最近は、暴力的や性的な映画(特に日本の商業映画)でも年齢制限のないPG指定で公開されていたので、久しぶりにシネコン映画でR指定映画となりひと安心。

 

 

まぁ流石にね。フルヌードですし、一部分とはいえ『ドラゴンタトゥーの女』ぶりにモザイクが描けられていましたから映倫さんもね。

 

 

 

孤独を感じる中年の独身女性、自宅での毎日の日課はバスタブでの自慰行為。

 

 

上司夫婦の営みの様子ではモザイク。この部分がレーティング対象です。

 

 

近年、上記の描写でもR指定がかからないことへ疑問や、犯罪などを助長するのでは?という不安・不信感があったので、私も自分の記事内でその思いを書いていました。

声を上げない者たちは賛成している、と。

 

 

 

スッポンポンの幻想的なラブシーン。

 

 

R18ではなくR15指定なので、ムラムラしている高校生は観れるだろうな。40代英国女優の裸ですけどね(笑)

 

 

だけど、サリー・ホーキンスの裸体って、変な目線じゃなくて、脂肪分の少ない華奢な体格にほのかに肉付きが良くて、特に曲線がホントに綺麗で見とれてしまいました。絵画のような裸体だ。

 

 

他のレーティング理由は暴力描写とあるので、差別や動物虐待とかかな。

 

 

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気持ち悪いな。このキャラ。

 

 

では始めます。

 

 

___

 

 

 

オープニング。中年で細身の女性がバスローブをはらりと脱いで、印象的なお尻(背中)のアップショットを魅せる。

 

 

ただの入浴シーンだと思っていたら、バスタブの中でマスターベーションをし始めて、小さく喘ぎ出す。

 

 

話は少々脱線しますけど(戻ってくるから読んでてね)

 

 

日本人の映画鑑賞マナーって世界的に見ても静かだと思います。(肝心な世界の映画事情を知りませんけど(^◇^;))

 

 

予告の時点で小声。映画が始まる前には鑑賞中の注意事項が巨大スクリーンに映し出される。

 

 

咳一つしても神経質な人は気になる文化人種体質になってしまった。私自身も模範的な姿勢で鑑賞しています。

 

 

そんな感じで毎回思うのが、こういうマスターベーションだとか、性行為のシーンになると、気不味いなってね。観客同士は赤の他人だけど、家族でテレビを見ていてキスシーンになると気不味くなったあの時の感じ。

 

 

その描写を観客が、芸術だ!表現だ!って意識になって、黙って鑑賞している様子を俯瞰で観てしまって、実際はあまり集中できていないんです。

 

 

映画とはいえ改めてシュールだなと思った立ち上がりです。

 

 

その後、映画が描いていくのは、定石通り状況説明と自己紹介です。

 

 

アパートの一室に独身の女が一人、暮らしている。仕事は清掃業、巨大企業(施設)の清掃員。

 

 

彼女は、働いて、テレビを見て、マスターベーションの繰り返し。それが彼女の1日

 

 

この場合、媒体は主婦でもいいんだけど、「同じ繰り返しの毎日」という紹介の表現はこれまでも「割とよくある映画」の展開でしょう。

 

 

割とよく・・ない、のが、主人公が未婚中年女性で発話障害があるということ。

 

 

この設定がなければ、おそらくアカデミー賞にも引っかからなかったでしょうね。

 

 

(1960年代の映画なので、障害の「害」の字で表記致しますm(__)m)

 

 

※ 発話障害

 

 

アメリカ映画はもちろん、発音の難しい英語が主語なので、英語は言語障害が多い言語です。

 

 

非常に多くのドラマ映画で「吃音の主人公」が登場してきたのを鑑賞しましたが、彼女の場合は友人から「彼女は喋れないのよ」と紹介されます。

 

 

詳しいことは分からないけれど、

 

 

「彼女は喋れないのよ」

 

 

そう知らされると、私たちはある程度、理解しませんか?

 

 

 

___

 

 

 

時代背景は西暦1962年。冷戦時代のアメリカ。

 

 

ということで、敵(好敵手)となるのはソビエト連邦ですね。

 

 

世界はこの2つの強国が中心です。

 

 

そして、そもそもアメリカ映画ですから、アメリカ側の言い分だとか主張・主観で製作されるの前提で、鑑賞することが必然となります。

 

 

でも私達日本人はアメリカ脳の映画を沢山観てきましたので、意識さえしなければ特に違和感はないと思います。

 

 

(ロシア側の言い分もたまには観てみたいものだ)

 

 

主人公の女性は発話障害という言語障害を持っていますが、

 

 

喋れない(声が出ない)こと以外は健常者と変わらないので、「障害者」という感じには外見からそこまで分からない。

 

 

「普通に喋れる雰囲気」がこの女優にはある。

 

 

しかし、手話があることで、周りが「あっ」となるはず。

 

 

ホント手話を使う場合って独特な空気になりますね。進行するはずの映像の中で時が止まったように感じます。

 

 

 

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(手話の意味は放送禁止用語)

 

 

障害を持つ人に対する健常者の向き合い方。

この点は日本と海外の障害者への見方・扱い方が違うとも思います。

 

職場の同僚も「割り込むんじゃないよ!」と苛立っています。

 

 

 

彼女の名前は【イライザ】。声に出して喋ることが出来ません。

 

 

少々私が戸惑ったのは、彼女には家族がいないことです。

 

 

こういう女性を描く映画って、元来サポート役で家族などが登場するのが当然の(ケアの)ように思っていたので、それだけで、なんだか凄く孤独に思えます。

 

 

正確な年齢設定は分かりませんが、独身のアラフォー女性で、一人暮らし。

 

 

仕事は航空宇宙研究センターで清掃員として働いています。研究施設内を清掃する掃除のおばちゃん。

 

 

米ソ冷戦時代で代表的なのが宇宙開発競争ですね。意地張り合って競い合いますが、それで大きく科学の進歩が進むのですから皮肉なものです。競争ですから運動会の定番『天国と地獄』の陽気なBGMを流しましょう(笑)

 

 

紅組ソビエト頑張ってください!白組アメリカも頑張ってください!

 

 

(ふざけ過ぎだΣ(・□・;))

 

 

発話障害の女性で、しかも身分もしっかりしていないような女性が、アメリカ政府の機密機関で働くのも、結構意外に思えますが、

 

 

イライザは、最重要機密の部屋の清掃まで、モップでスイスイと、体はズイズイと行っているんですね。いちパートの女性がここまで入れるの!?

 

 

喋れないのだから、口を割るいうことはないし、機密機関で働くぶんには、いい設定だなと視ていましたが、内部的には随分ユルいとも時代とはいえ思いました。

 

 

___

 

 

 

発話障害、中年の独身女性、イライザ。この設定だけで、どうとでも発想の枝分けを拡げられる役柄だと思います。

 

 

続いて主要登場人物である4名を流れの中で紹介します。

 

 

 

そんなイライザには親友が2人。

それ以外の人達は彼女の人生ではエキストラ。

 

 

アパートの隣人【ジャイルズ】。

ジャイルズはゲイの初老男性でイラストレーター。

 

 

近所のダイナーの若い男性スタッフに淡い恋心を抱いていますが、喋りかけることも勇気が入って、いつもイライザの部屋で恋バナをしています。

 

 

演じる俳優はアメリカの名優【リチャード・ジェンキンス】〔70〕

 

 

ジャイルズ像で特に印象強く描いているのが「老い」だと思います。

 

 

ジャイルズはイライザ同様、独身で一人暮らし。何をきっかけに意気投合したのかな?彼女の部屋でお喋りするのが日課です。

 

 

孤独なゲイの老人。

過去にどのような交際歴・結婚歴があったのかは描いていないので分かりませんが、孤独と老いに対して凄く恐れていました。

 

 

年相応の毛髪分量ですが、絶賛恋しちゃっているので、髪の量をやたらと気にしてカツラを着用。

 

 

叶わぬだろうと知りつつも淡く恋心を抱き、絵描きとしてもう一花咲かせるため筆を進めている、そんな再起をかける状況を描写しているのに、作品が私に訴えてくるのは、なんだかとても勢いのない悲しいジャイルズという人間でした。

 

 

__

 

 

 

もう一人の親友が、黒人女性【ゼルダ】。清掃員の同僚で、持ち場もだいたい同じコンビ。

 

 

 

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ゼルダはとにかく「よく喋る」陽気な黒人の印象です。

主人公の精神的な部分をサポートしますし、人間味があって、非常に気が利く・機転が利く人。

 

 

状況判断だとかポリシーをちゃんと持っている女性です。

 

 

1960年代前半ですから、黒人がこんなに白人の社会で目立って大丈夫なのかな?と内心ドキドキしながら視ていましたが、機密機関内でも大声で私語を話すような人なので、彼女の陽気な性格が逆に可笑しかったです(笑)緊張と緩和。これ大事。

 

 

 

黒人女優はオスカー女優(2011'『ヘルプ』)の【オクタヴィア・スペンサー】〔47〕ポッチャリ体型で目玉が西川きよしさんばりに飛び出す。名脇役です。

 

 

主人公に家族がいないので、2人は身内みたいなもの。

とても純粋な心を持った人間。筋斗雲に乗れるだろうな。

 

 

指摘点として私があげたいのは、この2名とも手話を難なく聞き取れるので、コミュケーションを自然に取れていますが、その経緯も紹介して欲しかったこと。

 

 

彼女と出会ってから手話を覚えたのか、出会う前から習っていたのか?。

 

 

それを描くことで、捉え方も見方も変わると思います。前者だったら感動しますしね。

 

 

もう一つは、ゼルダがここまで主人公を守る理由を正確(明確)に描写して欲しかったです。

 

 

友人関係に理屈・意味はフィーリングなのでいらないですが、映画で描く以上は理由が欲しかったな。

 

 

障害者・手話/老人・ゲイ/黒人・女性。

 

 

こういう世間的に弱い(差別を受けやすい)立場になる3人をベースに描いてくるところが、ある意味で(賞レースを)狙っていますよね。

 

 

女優の余談に、記事に出来ませんでしたが(実は半分だけ書いて保存して放置したままの状態(⌒-⌒; ))

 

 

昨年日本で公開された『ドリーム』にも出演されていたオクタヴィア。

 

 

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(2017年度劇場鑑賞作品vol.90)

 

 

同じく60年代の冷戦期。NASAの職員。その映画で黒人差別がNASAでもあったと描いていました。そうした意識で上記に白人の社会で目立って大丈夫なのかな?と書きました。

 

 

この映画には黒人差別ってそこまで描いていないので、もし描いていたら、こちらも『デトロイト』みたいにアカデミー賞にはノミネートしなかったかも知れませんね。

 

 

(人種差別を描くとアメリカでは賞レースに出場すらできない、それが真逆の年もある。ここ近年のアカデミー賞はお国事情が大きい)

 

 

__

 

 

 

物語に戻ります。

 

 

主人公が清掃員として働く「航空宇宙研究センター」という国家の機関に、

 

 

外国で捕獲したある大物が運び込まれてきました。

 

 

その正体は、アマゾンの神様。いにしえよりアマゾンの村人たちから崇拝された水神様です。

 

 

いかにも「20世紀!!」って感じがしますよね。

 

 

思えば名作『キングコング』だって、捜索隊が「その土地」で人々から崇拝される神様を捕獲して、アメリカに運んでくる物語です。

 

 

神を連れて行かれたアマゾンの人々のその後の様子も描いて欲しいんですけど、そこはアメリカ、俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの。剛田武さん。

 

 

 

運び込まれた 半魚人 は、二足歩行ですが、陸にあげると呼吸困難になる。塩素の強い水槽の中で生かされ、手足に枷をハメられ科学者たちに実験されます。人間界で生存するのは人間の飼育的な保護が必要。

 

 

司令官は軍人の【ストリックランド】。威圧的ですが、俳優の表情筋が柔らかいので、そこまで鬼軍曹という感じはしないです。

 

 

 

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演じる俳優は【マイケル・シャノン】〔43〕。マイケル・シャノンといえば角ばった顔立ちに見開いた目力。数々のハリウッド映画に出演するカメレオン俳優の印象。

 

 

__

 

 

 

もう一人の主要登場人物は、この生物を持ち込んだ博士【ホフステトラー】。

 

 

(今回の映画、みんな名字が読みにくい)

 

 

ドクター・ホフステトラー(写真右)は、この半魚人を実験体として、人間の代わりにロケットに乗せよう!と考えています。

 

 

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1960年代に入り、ロケットに生物を乗せていく段階に入っています。やがて人間。逆算して観れるから興味深い。

 

 

この点はアメリカファーストの映画なので、状況説明は少ないです。

 

理解度を深めるため事前に米ソ宇宙競争の記事を読んでおくことをオススメします

 

 

※ 米ソ宇宙開発競争

 

 

演じる俳優は【マイケル・スタールバーグ】〔49〕

現在最も脂の乗っている名脇役。言葉数の少ない役柄でしたが、滲み出る良い人感にホッとしました。

 

 

__

 

 

 

主人公を取り巻く物語(人間ドラマ)と、

 

主人公が勤める職場内で起こる物語(サスペンス)の2方向。

 

 

 

主人公イライザは

この未確認生物のルームの清掃を担当する。

 

 

見た感じ、彼女以外(イライザとゼルダ)は清掃しないようだ。

 

 

初対面時(驚かし描写で)ビクッとはなるけど、仲良くなろうとする。

 

 

姿を現した半魚人に卵を与える。市販の鳥の卵。半魚人は初め警戒、のち大好物。

 

 

会話は手話。これもいい。変な言い方だけど、お互い「喉」が詰まったような声を出すので。

 

 

打ち解けてくる2名。密会のつもりだが、見られているもの。

 

 

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その一方で、軍人ストリックランドに虐待され続ける半魚人は、マジギレして指を2指、食い千切る。人間なんて動物と戦ったら脆いもの。

 

 

これによってストリックランドは、この実験体をイジメ抜いて解剖してやろう!となる。

 

 

いやいや止してくれ!貴重な生物なんだ。有人ロケットとして半魚人を乗せる!と考えている化学博士と、解剖して生物の秘密を探ろう!とするストリックランド。

 

 

最終的に判断するのはさらに上の人間になるけど、互いの考えは真っ二つに。

 

 

そんな会話を聞くイライザ。耳は聞こえる。聞こえないふりをしているけど。

 

 

解剖・・・それを知ってワナワナ。なんとかして救いたい!!

 

 

 

お願い協力して!親友を頼る。

 

 

様々な葛藤を経て、意を決し協力する老人ジャイルズ。

イライザとの計画はこうだ。

 

 

敵の目を欺いて、その隙に半魚人を連れ出す、駐車場でジャイルズが運転する車に乗せて脱出。

 

 

とりあえずの隠れ蓑として自宅の風呂場に保護し、やがて降水確率の高い雨予想の日に、海に返す。

 

 

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(気持ち悪っΣ(・□・;))

 

 

(半分は魚だし、食べたらどんな味がするのかな?自分の発想も気持ち悪っΣ(・□・;))

 

 

 

防犯カメラの角度を手動で変えたり、偽造身分証で駐車場に入ったり、「今の時代」では考えられない安易な脱出法だけど、当時はお見事なのでしょう。

 

 

その証拠に、血眼になって捜しても犯人を見つけられません。まさか一個人による犯行だとは考えられずに、ソ連の犯行だとも思っています。イコール大失態です。

 

 

 

イライザは翌日からもいつも通りに出勤して、平然を装いながら、猜疑心の塊となったストリックランドの尋問もクリアして行く。

 

 

縁の下では黒人ゼルダがヨイショ。親友ゼルダの味方ぶりには感服。

 

 

そして、政府の機関から連れ出した半魚人と、オス♂メス♀の関係になるのです。

 

 

 

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劇中に観ていて

脱出の様子は、それほど見所は少なかったと思いましたけど、この映画はドラマ要素が強いので、ここだけが見せ場というわけではなく、総合的に流れの中で一連の動作が組み込まれている感じです。

 

 

__

 

 

 

最後に、今作品を鑑賞した直後のエレベーター内で、思いつくままスマホに箇条書きしたメモをそのままコピーして載せます。mAbの生の声です( ^∀^)

 

 

 

○ 大きな感動はないけど、色彩豊かで、最後のエンドクレジットまで世界観を堪能できる。

 

○ とにかくサリー・ホーキンスの裸身が素晴らしく綺麗だった。

 

 

○ 怪物の容姿に気持ち悪さがあるけど、「そのうち慣れるだろう、愛着が湧いてくるだろう」と自分に言い聞かせた。しかし最後まで気持ち悪かった。外見より中身を見なくちゃいけないな。

 

○ 誰がスパイだか〔本当〕を隠す時代

 

 

○ ただただ愛を歌った物語。外国の童話みたい。

 

 

○ 時代背景をもう少し説明的に描いても良かったのでは?と思うが、オスカーを取

っているので、何も言えねー。(何故北島康介Σ(・□・;))

 

 

○ 以前、日本でキモカワとかブスカワという枠があったが、このキャラクターは醜カワかな。

 

 

○ 仮面ライダーに出てきそうな怪人。怪奇アマゾンの魚人!!

 

 

 

○ でもオスの習性を出したり、そもそも主人公がシンボルのない魚人を見て、直感で「オス」と判断しているのもおかしな話だけど。。まぁそれで男と女というよりオスとメスになるので、人間の定義として考えなくていいのかな。

 

 

 

○ 個人的にネコを食べるシーンが印象的。魚人がネコを食べる・・・本来逆だろ!と思ったけど、ネコの首から上がなかったので「頭から食べるタイプΣ(・□・;)!」と思った。

 

 

○ この魚人、アベンジャーズの一員にならないのかな?

 

 

○ 自分が小学生の頃に読んでいたコロコロコミックの『おぼっちゃまくん』の王子様に、この半魚人、激似。

 

 

 

 

こういう箇条書きを1作品ごとに書き残していて・・・今確認したところ200件くらいあって(⌒-⌒; )

結局書かないで終わっている状態なので・・今後は掘り起こしてあげたいです。

 

 

(携帯を落としたらジ・エンドだな。)

 

 

 

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⬇️YouTube⬇️(公式予告動画)

 

 

 

 

 

 

 

脚本 14点

演技 15点

構成 14点

展開 14点

完成度15点

 

 

〔72〕点

 

 

 

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