ご無沙汰してます。
約5ヶ月ぶりの更新なので、お忘れの方、結構いらっしゃるかと思います。
だいぶ滞っておりますが、書ける時に書くスタンスを、もう少し意識できたらと思います。
ドント・フォーゲット・ミー。
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7月の1週目の出来事になります。
夕方の時間帯に『スパイダーマン』の最新作を映画館で劇場鑑賞。
公開初週の夕方+アメコミということで、シネコンの劇場も7割近くの席が埋まっていました。
その鑑賞中・鑑賞後にあった出来事を描写いたします。
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先に寸評を。
(映画を書くと言う「勘」が鈍っているので手短に致します)
(いつも山勘で書き始めているくせにΣ(・□・;))
シリーズ大本章『アベンジャーズ』のロードショウが全国各劇場で終了したのも束の間。
余韻に浸ることなく間髪入れず(時間軸が同じ)新章が公開されたのが今作『スパイダーマン フォー・フロム・ホーム』fromアベンジャーズ。
「スパイダーマン→アイアンマンの一番弟子」という設定が追加されてからは、一都市(NY)の中のヒーローだったスパイダーマンが世界を股にかけて怪物たちから人類を守る役割を担うようになりました。
先に公開されたアベンジャーズのラストでアイアンマンは自らを犠牲にし亡くなりましたが、
今作はアイアンマン亡き直後の世界・葬儀の後が時間軸になっていますので、紛れもなく「続き」(継承)となっていました。
自分の劇場生活の映画人生は15年ほどですが、その15年で実に様々な映画の流れを見てきました。
一番大きな変化はシネコンの普及ですけれど・・・アメリカ映画のシーンでいうと、アメリカの世界的人気コミック会社であるマーベルの作品が次々に映像化され、大ヒットし、世界的に大きな市場を生み出したこと。
『キャプテン・アメリカ』『ハルク』『アイアンマン』に『マイティ・ソー』そして『スパイダーマン』。
そのどれも私は文章で紹介しましたが、正直こんなにブームが続くとは予想できませんでした。
(日本のコミックが世界一だと思っていたから。)
(二番目に大きな変化は、日本映画の興行収入が、外国語映画を抜いたことです)
そして現在。
2000年代前半は、1・2年に1度のペースで上映されていた(マーベル)シリーズが、年に何作品も上映されるこの現実。
それも全て制作費が膨大な大作。
自分としては『アベンジャーズ』で一区切りついたし満足もしたのに、3ヶ月後のロードショウで「続編」が来ましたから、気持ちも追いついていないし、「どれだけ製作しているんだよマーベルΣ(・□・;)」なんて思った冒頭。
そして、マーベル映画ファンは幸せだろう・・なんて感覚で観ておりました。
・・ちなみに昔はよくアメコミ映画の記事を書いていましたので紹介していましたが、私はマーベル映画よりもDC映画の世界観の方が好きなので、マーベル映画に関してはとても娯楽的に鑑賞しています。
(『ジャスティス・リーグ』が最高に好きです)
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あとは、なんとなくスパイダーマンは、2000年代(2002年)のイメージが強いので、
その時代のリアルタイムに映画に没入した自分としては、主人公は全3作品とも白人ですが、ヒロインのMJも「白人」であることが絶対条件のような意識があり、ラブストーリーは「白人と白人」の恋物語が定番という固定概念があります。
これこそアメリカ映画から私が頂いた知識であり価値観です。
隔年でアカデミー賞で問題となるのが白人至上主義の差別問題ですが、最近のハリウッドの傾向なのかな、日本に入ってくるアメリカ映画では、白人と黒人(またはヒスパニック系)で成立させるカップルが多くなりました。
舞台がニューヨークの映画は特にあからさま的で、学園物だと白人を探す方が難しいくらいです。
今作も「世界の有色人種」が登場するので、アメリカも変わったなと思って観ています。
私自身は日本人ですが、学生の頃は西海岸のロスに留学していましたので、そうした映画を多く見て、あの時の自分は彼等にどう映っていたのか?と客観的に興味を持ったりもします。
そして、モンゴロイドなりに白人側の主張も考える機会を映画から設けます。
白人による有色人種への差別意識は、白に1滴でも色が加われば、真っ白には戻れない、という絶対的なシンキングポイント。
只々、客観的な感想なのですが、白人至上主義の方々がこういう組み合わせに何を思うのだろう?と、
これからもニューヨーク映画の定番の描き方を観るたびに、似たようなことを思うのだろうと自分を推察します。悪しからず。
1作目のMJが【キリステン・ダンスト】で2作目のMJが後のオスカー女優【エマ・ストーン】。
私は漫画を読んだがことがないのでスパイダーマンは完全に映画から入門したのですが、冴えない主人公ピーター・パーカーと、学園のマドンナ的女性MJという組み合わせがシックリきていたので、個人的には新スパイダーマンのヒロインMJ【ゼンデイヤ】は・・有名な歌手ですけど演者としては勝気な表情が多くて、理系女役すぎて色気がなぁと思っています。
(学園のマドンナは白人のブロンドヘアというイメージが多くの映画を通して定着している)
雨の中の逆さ吊りのキスシーン・・・当時はキュンキュンしたんだけどな(^^;;)
あの頃は私も20代前半だったし感覚も若かった。
(トビー・マグワイア・・・もう長いこと銀幕で観てないな)
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question。あなたは映画館でどこに座りますか?
心理テストでも何でもありません。ただの投げやりな質問です(^◇^;)
一番多いのは「通路側の角席」でしょうか!?
角席は人気ですよね。電車も角を好む人が多いですもんね。
観客が少ない上映に対して、角席だけに縦一列ズラッーと座っている異様な光景を何度となく観ています。
(私はその光景を「ビンゴ」と名付けています)
My answer。
mAbはいつも決まって、一番後ろ映写機の真下(最後列中央)辺りを好みます。
座席指定ですので画面で説明しますと、普段はこんな感じで席を抑えております。
(写真は別の回ですが、同じ劇場です。)
この列の席に座るのには、ちゃんと意味も理由も設けていまして、【淀川長治】氏所縁など代表例もありますが、「周囲がよく観察できる位置」というのが①番の理由です。
(故意にジロジロは見ません。映画の盛り上がりごとに反応が気になり、そうした人間観察が好きなのです。)
あと一番上まで階段を登るので、ちょっとしたながら運動にもなる(笑)
事件が起きたのは鑑賞も終盤。
スパイダーマンが英国はロンドンのタワーブリッジで今回の敵と大激戦を繰り広げている最中でした。
最後列に座る私の2列前。
上の図で説明するならK列中央になります。
トイレか何かでシアターから退出していた男性が、自分の席に戻って来たのですが、
立ち止まったままで、なかなか着席しません。
時間にして「1分」ほどですけど、本編上映中の1分って、周囲の体感的にはなかなかですよね。
声にこそ出しませんが、周囲はザワザワした状況の空気が漂っていました。
自分の席が分からなくなったのかな?なにかあったのかな?
分かりませんし知る由も無いですが、ショーもクライマックスでしたから、心配よりも先にただただ「邪魔だな」と思いました。
男性は結構な長身ですが、姿勢を低くすることも、上映中の出入りの際も前屈みになるわけでもなく、周りに気を使うこともなかったので、同じ鑑賞者としてはショックを受けました。
上映中の出入りで、前屈みにならない人って結構いらっしゃいますが、真ん中で立ったまま動かない人と遭遇するのは稀です。
それなりに気が長い鑑賞者である私が気を散らしたくらいですから、真後ろに座っている人はもっと迷惑だった事でしょう。
壮絶なクライマックスのアクションシーンの最中に、完全に前を塞がれてしまっているのですから。。。気の毒です。
間も無く、その後ろに座っていたオジ様が「おい早く座れよ!迷惑だろ!」と、周りに気を配るくらいの声量で注意しました。
周囲も、よく言ってくれた、という空気感になったと感じました。
誰かが言わなくちゃ、なかなか座ってくれない感じでしたから、その役を担ってくれたオジ様に小さく感謝です。
もう少し柔らかい口調で伝えればいいのになとも同時に思いましたが、こういう時って「早く座って」と言う方も焦りますからね。
その後、男性は着席し、ロンドンの街を舞台に地球防衛するスパイダーマンのアクション劇を鑑賞していました。
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もう初期の頃のトビー・マグワイアが演じてたスパイダーマンみたいな、親友や親友のお父さんが敵になって弔い合戦する規模のアクション劇には戻せないなぁ(^^;;)
前作は宇宙空間に行きましたし、世界を舞台にアクションしてるスパイダーマン。超規模度合いがハンパないって。
話を戻します。
映画館の上映中。「誰かが誰かを」注意した瞬間から、劇場の空気は一変します。
(「誰かが誰かを」なので第三者)
そういう時に一番後ろの席に座っていますので、ある程度の一部始終を見れる・・利点があります。
今回の場合だって、
前の方の席に座っていたら、何が起きたのか分からず「なんだなんだ?」と後ろ(上段)を振り向くことになるので、状況を理解できないですもんね。
ただ私は完璧に映画の世界に入りたいがために、ペアで映画館に行くことを拒み、長年ソロ客で務めてきた鑑賞者です。映画を独りで観に来ている方の半分は、理由が同じでしょう。残りの半分は単純に一緒に行く相手がいないから、かな。
あなた様も経験されたことがあるかもしれませんが、集中している時に、話し声などが聞こえてくると、映画一辺倒だった意識が、他に向けられ・・はっきり言って台無しですね。この数分間、銀幕から意識が離れてしまいました。
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本編が終わりエンドクレジットが流れます。
予想以上に面白かったです。最近のマーベル映画は物語こそ膨らましすぎの風船状態な印象ですけど、壮大なスケール感があるので気分を爽快にしてくれます。
マーベル映画はエンドクレジット中に続編を匂わせる映像(つづき)が流れるのが常。
観客もそれを心得ているので、席を立つことなく沢山の英字をボーッと直視する時間を過ごします。
今作はエンドクレジット中盤とクレジット終了後の2回ありました。
そうして字幕翻訳家の名前が表示され場内は明るくなり、
隣の空席に置いておいたリュックサックを片手で持ち上げて、帰り支度を始めるのですが、
そういえば・・さっき注意していた前の席の人って、どんな感じの人なのかな?
その興味があったのでチラッと前の方向を見てみます。
年齢は60代くらいかな。
ご夫婦で鑑賞されていて、スキンヘッドのご主人でした。(高橋名人似)
もう今の時代は、
他人に注意することが難しくなってきましたので、そういう注意する行為は「勇気?」が必要で、私自身もトラブルになる可能性があるので傍観者でいることが多くなりました。
平成を経て令和の「日本人の国民性の風潮」になりつつあると思うのですが、
誰もが自分のことが大事であるため、他人に干渉したり、物申す習慣がなくなってきたので、萎縮もする。
(mAb、何かあったの?)
ここは大江戸、下町。鯔背なおっちゃん。よく注意してくれた!という思いです。
それでその流れで、オジさんの1列前に座る、注意された男性側も見てみたのですが、
これが乱闘寸前までの事態になるとは思いもしませんでした。
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目線を向けた瞬間。場内が明るくなった瞬間のこと。
男性は真後ろのオジさんの方向を勢いよく振り向くと・・・
(ここからは記憶にある言葉を再現します)
開口一番「テメェ、なんだよオイ!」と、おじさんに向かって言い放ちました。
(この下から若い方を「男」と表記し、オジさんは「オジさん」と表記します)
男は20代後半くらい。白いTシャツと破けたジーンズというラフな出で立ち。家族や親戚かな?5人くらいの集団で横並びで映画鑑賞に来ていたようです。
その瞬間、非常識とは思いますが、今起こっている状況や登場人物を私は確認します。
完全に職業病と性分なので気にせず読まれてください。
「こういう時に周囲はどういう表情をするのかな?」と(それ以外の)全員の顔の変化を見回します。
後列で起きたことなので、当事者の前に座っていた観客は、一斉に怒声のなった方向にガバッと首を向ける。これが最初の反応。
1分前までスクリーン(銀幕)が「視聴率100%」だったけれど、今は前方後方左右、客席の中央部分が視聴率100%の状態に。
例えば、学生時代にクラスで喧嘩が起きた時に、円を囲むような陣形になって、状況を見届けるクラスメイトみたいな感じです。
こういうクラスの喧嘩の場合は、
「おい、やめろよ!」と止めに入る男子生徒がいたり、
「キャー!」と女子同士身を寄せて叫ぶ生徒がいたり、
シクシク泣く女子がいたり、
関わりたくないと下を向くガリ勉タイプの生徒がいたり、
「私、先生呼んでくる」と、先生(この場合は劇場スタッフ)を呼びに行く委員長タイプの女生徒がいたりするものです。
各自それぞれの役割や性格が出るものです。
・・この時はどうかな?結果として最後まで(先生役の)劇場スタッフは現れませんでした。
それに皆が初対面ですから、学校の喧嘩とは違い、他人に干渉しません。
私の予想では、注意の仕方が強かったので、注意された方は「なんだよ」と思うかもしれませんが、間違ったことではないし、お互い気不味さは残るだろうけど、注意から20分は経っていたから、その間に冷静になって退出時は軽いお辞儀の一つでもするだろうと思っていました。
「テメェ、なんだよオイ!」
オジさんは怯むことなく「迷惑だから、注意したんだろ!」と正論を言いますが、声色は完全に苛立っています。
下町人の気質は気が短い。一瞬にして一触触発のムード。
男は坊主頭で白いTシャツにジーンズといった出で立ちと書きましたが、どことなくリンダリンダの時の甲本ヒロトさんに似た感じでした。
(ヒロト先生ゴメンなさいm(_ _)m)
今一度位置を説明します。
K列とL列の中央で言い合いをしています。
K列の男は、後ろを向いて話しています。
ちなみにすぐ真後ろに、私がいるわけですが、mAbは表情一つ変えずにガッツリ男の目を見ていますよ。
「迷惑だから、注意したんだろ!」と言われた男は、面食らった顔をした後、「なんだとー!」と言いながら、オジさんの胸ぐらを掴もうと手を伸ばしました。しかしリーチの問題で伸ばした手は空振りです。
すると通路側に走っていき、1列上のK列に登ってこようとします。
1列上なんだから足で跨げばいいのにな・・なんて、これまた冷静に視ていたものですが(^^;;)
ダダダダと走って向かって来た瞬間、こうなったら仕方がない、自分も応戦するかもしれないなと少しだけ覚悟を決めました。このオジさんを守る。
他のお客は、同じく傍観者ですが、皆静かに状況を観戦していたように見えました。
若くて目が血走ってるニイちゃんが、テメェこのやろーと向かってくる。
オジさんも火がついてしまったようで一切物怖じせず、やってやるよ!といった具合で通路側に歩いていきます。
隣の奥さんは「お父さん、やめて!やめて!」と体を抑えて止めに入っていたのが印象的ですし、
同じように男の家族も止めに入っていましたが、羽交い締めにしようとするも、それを振り切るくらい、彼はキレていました。
「塞き止め役」
と言いましょうか、まぁ・・その役を担った方にとっては非常に災難なんでしょうけど、通路側の角席には1人で観にきたOL風の女性客が座ったままでした。
その女性客は突然始まった喧嘩に固まっていて、男が通路側に走ってやって来たことで、運悪く男とオジさんの間に挟まれてしまいました。
手を出したら、大惨事になる可能性もある。
男は相変わらず血の気が多く、私の記事では書けないような汚い言葉を言い放っています。
(一応、日本語の美しさをテーマにしているのでね)
一番わけがわからないのは、「どうしてこの男はここまでキレているんだろう?」という疑問です。
こういう人は厄介だなと思います。もし刃物でも持っていたら刺してきそうな雰囲気がありました。
(そんな人がスパイダーマンを観ているなんてΣ(・□・;))
多分、こういう人って、例えば、人混みで肩がぶつかったら、すぐに相手に対して突っかかってくる人間なんだろうな。
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女性の1人客が2人の間に座っているからか、男は行くに行けず、握りこぶしを見せたまま体を左右に動かし、暴言を吐き続けている状態。
オジさんは奥さんが止めていますが、来るなら相手するぞ、といった感じでした。
それでも男が1度殴りかかって、実際にパンチが空を切りました。姿勢を低くして下を向き座る無関係の女性客の真上、男の右腕が空を切る。
それを見てようやく私は男に「いい加減にしろ」と言いました。止めるのが遅くてすみませんm(._.)m
男がギロッとこっちを見ます。私は視線をそらさずに真っ直ぐに目を見ました。
もし向かって来たら、柔道技でもかけようと思いました。一応有段者だし、正当防衛になると思ったので。
男は視線に負けたのか、冷静になって、ハァハァ言いながら周りを見渡します。
この劇場に彼の味方は、家族以外いなかったと思います。
みんなが自分を見ていると気付き、男は「クソが」と言い、もう一度目線をオジさんに向けます。
最終的に男の連れの方たちが、もう行くよ、となだめて階段を降りて劇場を出て行くのですが、私としては、子供の責任は親の責任と言いますか、彼の家族がオジさんや周囲の観客に一言、何か言ってから退出して欲しかったです。
この出来事は終了です。
女性客の方は怖い想いをされたと思いますが、ほんと殊勲賞ですね。
それを見て他のお客もゾロゾロと出口に向かいますが、後味という空気は激不味です。
やはりこの直後の男と遭遇したくないのか?一拍の間を置いた上で出口へと歩いているように見えました。
オジさんは手荷物を取るため自分の席に戻ります。
その際に近くに座っていた渋谷系のカップルのお兄さんに「大変でしたね」とねぎらいの言葉をかけられていました。
公開第1週、夕方のスパイダーマン。
館内は当然若い観客層が中心でしたので、もしかしたらSNSなどでこの事を呟かれているのかもしれません。
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余談を2つ。
(2つの時点で余談じゃないよΣ(・□・;))
日本の映画館は、シネコン時代になってからは特に、上映中のマナーを観客にルールとして託します。
映画館で「マナーの悪いお客にお客が注意する状況」に遭遇することは時々あります。
注意する方は大抵イライラ声になるので、聞いていて気持ちのいいものではありません。
昔は相手に気付いてもらえるように「咳払い」で知らせていたと思いますが、最近では咳払いも聞かないな。それぞれのマナー意識が高くなったからでしょう。
代わりに咳払いというクッションがなくなり、いきなり口頭注意になるパターンが増えた気もします。
なので今回のように喧嘩に発展するのかもしれません。
お読みになられたあなた様はどう思われますか?
2つ目。
この件に関して、15年以上、劇場鑑賞を年間100本以上続けてきた者の意見ですが、
喧嘩や言い合いは個人vs個人なので、何を引き金に起きるか、その地雷源は予測しづらいと思います。
注意する側も、言葉の圧が強いのもアレですけど、こういう相手にはもしかすると丁寧口調でお願いしても、イチャモンをつけてくる可能性もありますからなんとも言えません。
そういう事で私が今回の件で一番指摘したいのが、劇場スタッフです。つまり私が愛するTOHOシネマズのスタッフ対応ですね。
今回の出来事も、場内が明るくなった瞬間に喧嘩が始まりましたが、騒動の実に5分間ほど、劇場スタッフは誰一人現れませんでした。夕方のシネコンには最低2・3人は館内スタッフが表に出ているはずです。
例えば、街で喧嘩があったら「お巡りさん」に頼りますし、施設で喧嘩があったら「警備員さん」に頼ります。
同じように、映画館で喧嘩があったら、まずは劇場スタッフです。頼られた劇場スタッフが施設の警備員を呼べばいい話です。
なので、どうして劇場スタッフがいないのだろう?と疑問に思いました。もしもの話、その5分間で、事件が起きた場合、劇場側の対応も責められると思います。
場内が明るくなった瞬間。TOHOのマニュアルではスタッフは清掃に入ります。次の上映まで約30分。客入り(開場)は20分後。早急な清掃活動が仕事。
舞台袖の階段下で待つか、出入り口で清掃カートを出して、ポップコーンやらドリンクなどのゴミの清掃にあたるのが常。
そういう光景を何百回と観てきたので「どうして今回はいないの!」と思うのです。
ビビって出てこなかったんじゃないのかな?というのが正直な思いなんですけどね。
まぁ逆の立場だったら・・客同士の喧嘩の仲裁に入るほど、面倒臭いことはないと思うのですけど(^^;;)
TOHOはスタッフのスマイルアワードなど毎年やっているので、笑顔のいいスタッフはいますが、
こういう時に、本当に助けて欲しい時に、「お客様。落ち着いてください!」とか仲裁に入ってくれる劇場スタッフって本当に少ない気がします。
昔は「支配人」とか責任者の方が劇場にいましたが、今のシネコンは巨大な企業になりすぎて、誰が社員で誰がアルバイトなのか分かりづらいです。
今後の日本は、外国みたいにショッピングモールとか映画館などでいつ何が起きるか分からなくなる時代になると予想しているので、都合よくも、シネコンの入り口に警備員(ガードマン)がいてくれたらなんて思ったりもします。
春夏秋冬の中で、一番トラブルが多いのは夏だと思います。
この前、自販機でペットボトルを買っていたら、目の前の公園で中年のオジさんが「暑ちぃーんだよ!!!」と一人で叫びながら園内をぐるぐる回っていました。
さすがに怖くて直ぐにその場を離れました(^^;;)
映画館だと、この時期に目につくのは、ウチワやセンスを仰いでいる人ですね。後ろに座っているので、かなり気になる。人間の意識は動くものに反応します。
劇場入りの予告の時はいいにしろ、本編上映中までに体内温度を調整して、周りにも気を使って欲しいなと思っています。やはりトラブルになる可能性の1つ。
と柄にもなく愚痴溢しを熱く書いてしまいましたけれど、確かなことを1つ言えば、面白い映画でしたよ『スパイダーマン』。
(え?これが〆なのΣ(・□・;))
ちょくちょく、記事を更新できたらと思っています。
映画以外の記事も是非読んで下さいね。⬇️
【mAb】